文/中国の大法弟子
【明慧日本2019年11月3日】私は2018年に修煉を始めた新しい学習者です。ここ1年の間で法を信じない状態から、固い信念をもって修煉するようになりました。家族も恩恵を受けてきたことを思い返すと、涙が止まりません。師父への感謝の気持ちで胸がいっぱいです。
主人の母は20年以上、大法を修煉してきた大法弟子です。自分の身に現れた変化や家庭環境が大きく変わったこと、すべては大法を学んだから得た福報であること、などを私たちによく話します。以前はそれを聞いてもそのまま受け流していました。幼い頃から母親の影響によりキリスト教を信仰していましたが、それでも、神様による奇跡が人間界に現れることなど全く信じていませんでしたし、主人の母の話にも全く聞く耳を持ちませんでした。自分は高等教育を受けてきたので、自然科学を信じており、国内外の形勢にも理性的な判断力を持っていると思い込んでいました。そのため、主人の母が大法のことを話し始めると、信じないどころか反感さえ持っていました。
私の母親は今年で62歳になり、長年、心臓病や心筋炎、慢性胃炎など、多くの病に苦しめられてきて、毎日、大量の薬を摂取しなければなりません。2018年の初め頃、私がちょうど産後休暇を取っている期間中に、母親がおかしな病気にかかってしまいました。口の中がカラカラに乾ききって唾液も分泌されず、舌に水ぶくれができて唇も潰瘍し始め、正常に食事を摂ることができなくなり、夜眠ることもできません。西洋医学の治療も漢方薬も試しましたが、何の効果も表れず、検査を受けても、病気の原因すら発見できませんでした。
2018年5月、母親は生まれたばかりの赤ん坊を見るため、都会に住んでいる私の家にやって来ました。そして、都会の大きな病院で診てもらえば、自分の病気も何かわかるかもしれないと思いました。久しぶりに母親に会って驚きました。今にも死にそうな顔色をした母親を見て、言葉にできないほどの悲しみを感じ、急いで病院に連れて行きました。しかし、どの医師も原因を突き止めることができず、結局、免疫科の専門医に診てもらったところ、「シェーグレン症候群」(※)の可能性が高いと言われ、いくつもの薬を処方されました。これでやっと治ると喜んだ母親でしたが、それから何日か経過しても、病状が一向に良くならず治りませんでした。
薬を飲み始めた日から、毎朝起きては母親に「どう? 少しは良くなった?」と聞きますが、答えはいつも「いいえ」でした。のちにインターネットで「シェーグレン症候群」は「不治の病」と人々に呼ばれており、患者はひどい苦痛に襲われるが、治すことは不可能とされている病であることが分かりました。これを見て、私は絶望しました。しかし、母親にこのことを伝える勇気はありませんでした。私の家に10日間ほど泊まった母親は、結局、治療を諦めて自宅に帰ることに決めました。
母親の状況を知った主人のお父さんとお母さんはすぐに田舎からやって来て、一緒に法輪功を学ぼうと思っていたようですが、私の大法への態度を知っているので、自分たちの考えをはっきり言い出せませんでした。
その時、私の頭のどこかで、「法輪大法だけが、あなたの母親を救うことができる」という声がしていたので、主人のお父さんとお母さんが訪ねてきた時、「お母さんと一緒に大法を学んでみたら?」と母親に勧めました。20年以上に渡り、キリスト教の信者だった母親は少し悩みましたが、苦痛により窮地に追い込まれていたため、「そうね、学んでみるわ」と同意しました。
その晩から母親は大法の勉強を始めました。教育を受けてこなかったため、字があまり読めなかったので、師父の説法の録音テープを聞き、お母さんに教わった「法輪大法は素晴らしい! 真・善・忍は素晴らしい!」を唱え始めました。翌朝、「すごいわ! 昨晩、口の中が潤って気持ちよくて、ぐっすり眠れたわ!」と母親は大変感激しました。母親の話を聞いた私は嬉しくて、嬉しくて、その場で飛び上がりそうになりました。大小にかかわらず、たくさんの病院で診てもらっても治せなかった病気が、たった一晩で、師父の説法を聞いただけで回復し始めるとは、本当に奇跡です!
それ以来、母親は師父の説法を何度も聞き返し、煉功の動作も学び始めました。そして、すべての薬を処分し、正式に大法を修煉し始めたのです。普段から、「真・善・忍」の教えを守り、その半年後、ずっと母親を苦しめていた「シェーグレン症候群」が完治したのです。たまに、口の中が乾燥する時はあるものの、それは母親に向上させるための幻像であり、この症状を借りて、師父が私たちを励まされているのです。
また、長年の心臓病や胃病、リウマチなど様々な病も完全に治り、あれ以来、薬を1粒たりとも口にしていません。健康な体の素晴らしさを母親は自身の身をもって体験しました。
私も母親のことをきっかけに大法修煉に入り、神聖な気持ちで師父の書かれた『轉法輪』を勉強し始めました。初めの3日間で強い衝撃を受けて世界観と価値観がガラリと変わりました。これまでの人生を無駄にしてきたような気がします。長年教育を受けてきても、大法の前では何の役にも立ちません。しばらくして、師父が天目を開いてくださったので、座禅中にいたるところに漂っている卍符など、様々な素晴らしい光景が見えました。
おばさんが末期の肺がんを患っており、がん細胞がすでに骨と血液の中にまで広がっていたため、医者にも成す術がないと言われました。母親の身に現れた奇跡を知ったおばさんも大法の勉強を始めました。初めの頃は、高熱や嘔吐が何日も続きましたが、「師父が体を浄化してくださっていると分かっているので、何でもないよ」と私たちを安心させました。それから半月後、おばさんの体は見る見るうちに良くなっていき、今は完全に回復しました。
私の祖母は昨年の後半頃に肝臓に嚢腫が見つかり、また、多くの器官が衰弱し始め、ICUに入れられる寸前でした。しかし、師父の説法される録音テープを聞いているうちに症状が回復し、今は何の病気もありません。
父親も元々慢性胃炎を患っており、主人のお父さんも糖尿病や高血圧があり、主人も鼻炎に苦しめられていました。そして、私自身も胃病や皮膚過敏症を患っていましたが、現在は、家族全員何の病にもかかっておらず、健康な体を手に入れました。このような例は親戚の中でも多く見られますので、家族や親せきも含め、多くの人が大法の奇跡を身をもって体験し、次々と大法の修煉を始めました。
以上のことは簡単に言葉にできますが、実際には、様々なおかしな病気がまるで山のように覆いかぶさり、私たちの家族をまるで潰すかのように体だけでなく、精神的にも激しい苦痛や大きな圧力に苦しめられていました。しかし、今、慈悲なる師父の済度のおかげで、喜びの声や笑顔が再び戻ってきました。大法を修煉していなければ、私の母親も、おばさんも、祖母も、誰もが今日まで生きてこられなかったでしょう。これから先も、勇猛邁進して修煉していくことこそ、師父の御恩に報えるのです。
大法を修煉して体だけでなく、仕事においても多くの恩恵を受けました。私は仕事を重視する人で、昇進してお金をたくさん稼ぎたいとよく考えていました。しかしこれまでは仕事でいくら努力しても、職位も収入もそこそこでした。大法を勉強してからは、以前の自分の考えがどれほど幼稚で笑えるものかよくわかりました。常人の名利や福報はすべてその人自身の「徳」と交換して手に入れたもので、無理に手に入れられるものではありません。そして、常人社会は修煉する場所であり、生命の最終目的地ではないのです。この環境を利用して様々な執着心を取り除き、返本帰真するためにこの人間界に来たのです。絶えず業力を作っていくと、破滅するしかありません。「真・善・忍」の教え通りに修煉し、個人の損得を気にせず、常人の執着心を放下してからは、職場で昇進し、収入も増えました。すべて大法を修煉して得た恩恵です。
なぜもっと早く大法を修煉しなかったのか、たくさんの時間を無駄にしてきたととても後悔しています。同時に、やっと修煉を始められたことに喜びも感じています。私にとって大法を修煉し始めたことは人生の中で最も幸運なことです!!
※ シェーグレン症候群とは、涙腺、唾液腺をはじめとする全身の外分泌腺に慢性的に炎症が起こり、外分泌腺が破壊されてドライアイやドライマウスなどの乾燥症状が出現する病気