文/中国の大法弟子
【明慧日本2019年12月6日】私は1994年に法輪大法を修煉し始めた大法弟子です。邪悪な迫害により、勤め先に解雇された私は、生活のために家族の助けの下で、ある売却されたコンビニ店を受け継ぎました。その後、私は店を経営しながら、世間の人々に法輪大法の真相を伝えるようにしました。
店を始めた当初から、私は誠実さと信用重視の経営理念とし掲げ、必ずお客さんに良い品を安く提供しようと思いました。
まず譲渡された商品を整理し、期日が切れたモノや偽物を全部処分しました。少し損失がありましたが、ひとまずはこれで安心できました。自分の利益のために質の悪い品物を販売して、顧客を騙すようなことを絶対してはいけないと思ったからです。仕入れの際には厳しくチェックし、品質が保証され、アフターサービスのしっかりした商品だけを仕入れしました。できるだけ売値を下げ、利益を顧客に還元するようにもしました。私はお客さんを尊重して、信頼される姿勢を貫き通しました。
支払いの時に、お客さんがお金が足らないと気付いたら、私は「次で大丈夫ですよ。先に品物を持ち帰ってください。代金はまた後で、時間がある時に届けてくだされば結構です」と言いました。すると、お客さんもとても早いうちに、代金を持って来てくれました。お客さんがうっかりして、代金を多めに支払った場合には、私はすぐにその分を返却しました。天候が寒くて日が暮れ頃に、子供がアイスを買いに来ると、「今日は、アイスを買うのをやめようね。こんな天気だからお腹を壊すよ」と断ったりもしました。一度、自転車に乗っていた年配の女性が店の前で転倒しました。それを見ていた私は、すぐに椅子を出して女性を休ませ、お茶も出しました。
こうして、口コミで店のお客さんがだんだん多くなりました。お客は私の人柄を認めてくれるようになり、品物の質が良くて、値段が安いという評判を得ました。
店は配達業務も請け負っています。開店当初は1日数件の注文だったのですが、今では多い時には、1日で四十数件の注文が入り増えました。売り上げも大幅に増加しました。繁盛する秘訣は「顧客を第一に考える」経営理念を貫きました。配達を頼むお客さんは急いで品物が欲しい人ばかりですので、私は注文を受けてからすぐに品物を用意し、きちんとそれぞれの袋に入れ、配達員がそろそろ来る時間を見て、品物を持って外で待つようにしています。そして配達員が到着するとすぐに品物を渡し、一刻も早くお客さんに商品を届けるようにしました。その過程ではスピードと正確さが求められ、もちろん、商品の詰め方や見栄えにも気を付けなければなりません。たまには、注文が多くて発送ミスもありますが、そうした場合、私は誠実に謝り、自らスクーターに乗って、お客さんに新しいモノを届けるか、あるいは返金するかにしました。このようにすれば、ほとんどのお客さんも理解してくれました。
こうして店のリピーターが多くなり、お客さんは好んで私の店で買い物をするようになりました。ある日、夜11時半過ぎた頃、ある常連客から「充電コードが壊れたから、1本届けてもらえないか」という電話がありました。私は店を閉め、スクーターに乗って充電コードを届けました。お客さんはとても感謝してくれました。私もこの機会を掴んで、お客さんにもっと大法の真相を知ってもらうよう、真相DVDを手渡しました。
大法の基準に基づいて店を経営している私は、多忙な日々を送り、商売もとても繁盛しました。ある常連客に「法輪功の人は皆働かず、煉功しかやらないという噂が流れていますが、あなたを見ていると、全然違いますね」と言われました。私は彼に「大法の師父は法輪功の修煉者が、それぞれの職場でしっかり仕事をしなければならないと教えておられます」と言って、彼に大法の本を読むように勧めました。すると、彼は本当に真剣に読んでくれました。そしてその上に、「大事な部分を全部書き写しました」と彼は嬉しそうに教えてくれました。
大法修煉をする前の私は、私利私欲の強い人間でした。大法の厳しい修煉を通して、今の私はいつでもどこでも大法の要求に基づき、相手の立場に立って物事を考える人間になりました。大法は人の心まで変えてくださり、人の道徳水準を高めてくださり、良い人、さらに、善い人になるように教え、導いてくださいました。