【明慧日本2020年1月4日】(江蘇省=明慧記者)江蘇省の法輪功学習者・蔡衛堂さん(男性)は2009年2月上旬、無錫丁山刑務所で酷い迫害を受けたため、昏迷状態に陥った。刑務所側は責任を逃れるために、蔡さんの家族に迎えに来るように知らせた。そして、帰宅して数日後に蔡さんは死亡した。享年50歳だった。
迫害される前の蔡さんは、江蘇省海門の小学校教師だった。2001年に労働教養2年を科され、江蘇方強制労働教養所で迫害を受けた。そして当労働教養所では、2001年6月中旬~7月下旬までは10日間ずつ、2001年7月下旬以降からは2カ月間ずつの周期で法輪功学習者に拷問を行った。蔡さんは睡眠剥奪などの拷問も受けた。
蔡さんは2005年に懲役4年の実刑判決を宣告され、無錫宜興市丁蜀鎮にある丁山刑務所に拘禁された。2009年2月上旬、刑務所で酷い迫害を受けた蔡さんは昏睡状態に陥り、帰宅して数日後に、無念な思いを晴らせないまま死亡した。