【明慧日本2020年2月23日】(天津市=明慧記者)天津市寧河区の法輪功学習者・李景忠さん(57)、董樹香さん(57)夫婦は、寧河区裁判所に懲役9年と懲役7年の実刑判決を宣告された。
李景忠さんはタクシーの運転手である。2018年8月24日午後、数人の警官らがタクシー乗り場で李景忠さんを連行し、その後、家宅捜索を行ない、妻の董樹香さんを連行した。
李景忠さんと董樹香さんは1997年に法輪大法を学び始め、真・善・忍に従って良い人になるように努力し、心身ともに健康になった。しかし、1999年7.20から江沢民は法輪功への残酷な迫害を発動した。それ以来、夫婦2人は何度も連行され、不当な家宅捜索を受けた。ある日、李景忠さんは外で仕事をしている最中に、橋北鎮政府の関係者らにより鎮政府まで連行され、数日間家に帰ることが出来なかった。警官と村の幹部は何回も李景忠さんの家に行き、煉功の録音テープなどの個人の私物を押収した。
2015年6月、李景忠さんと董樹香さんを含めて寧河区の三十数人の法輪功学習者が、最高検察庁に各自で江沢民を告訴する刑事告訴状を郵送した。告訴状の中で学習者たちは、法輪功を学んで受益した体験や、江沢民が法輪功を弾圧するために打ち出した「絶滅させる」、「その名誉をおとしめ、その経済を破綻させ、その肉体を消滅させる」、「打ち殺しても責任を負わず、自殺とみなす」という残酷な政策の下で、精神的にも肉体的にも極めて負担の大きな残酷な迫害を受けた事実を述べた。2015年7月、現地の警官らは各種の手段を用いて、例えば道を尋ねる方法や、困っているふりをして助けてほしいと罠をかけ、法輪功学習者をおびき出し、あるいは待ち伏せしたり、尾行したりして、学習者を連行した。
2018年8月24日、李景忠さんはタクシー乗り場で数人の警官らにより連行された。妻の董樹香さんは自宅で警官らに連行され、家宅捜索を受けた。また、前日の8月23日に寧河区裁判所は、橋北鎮の法輪功学習者・李孟順さん、裴淑紅さん、楊桂栄さん、趙秀芳さんの4人に対して裁判を行なった。
李景忠さん夫婦は、現在、寧河区留置場に拘禁されている。判決を下された具体的な状況は、調査する必要がある。