【明慧日本2020年3月9日】(吉林省=明慧記者)吉林省長春市の法輪功学習者30人が、2019年8月15日に吉林省四平、梨樹の警官らに連行された。その中の22人が不当に審判され、少なくとも15人が四平市留置場に拘禁された。
2019年8月15日、吉林省四平市公安局、梨樹県公安局の数百人の警官らが一斉に出動し、四平市公安局国内安全保衛大隊(法輪功迫害の実行機関)、梨樹県公安局の国内安全保衛大隊、巡警局、交通警察、各派出所の警官、梨樹県のコミュニティの人員らを含め、さらに長春市の警官らとコミュニティの人員らが加わって共謀し、市内に住む法輪功学習者とその家族を連行した。また、ほかの地域に住んでいる学習者とその家族をも連行した。梨樹県国内安全保衛大隊の隊長・王明山、指導員・張喜昆らが具体的に計画し、連行を実行し、5カ月間に渡り、電話とネットで監視や尾行をした。その上でさらに、吉林省公安局の同意のもとで、学習者とその家族34人を連行した。
その中の学習者の22人が審判され、少なくとも15人は四平市留置場に拘禁されている。男性の学習者は孟祥岐さん、孟凡軍さん、王克民さん(吉林省蛟河に住む)、王東吉さん、韓建平さん、李長坤さん、江涛さん、譚秋成さん達の8人である。女性の学習者は付貴華さん、于健莉さん、王鳳芝さん(吉林省蛟河に住む)、崔桂賢さん(公主嶺市大嶺鎮に住む)、劉冬英さん(公主嶺市範家屯鎮の村に住む)、張紹平さん(四平市に住む)、周さん達の7人である。
警官らは連行した15人の学習者を一つの案件として取り扱った。梨樹県検察庁は証拠不充分であるため、受理しなかった。四平市留置場と梨樹県国内安全保衛大隊はこの案件は現在準備中であるという理由で、弁護士との面会を拒んでいるという。
(注:法輪功学習者を迫害している主要な責任者らの情報は、中国語のページを参照)