「真・善・忍」は、人として持つべき信念

　ショーの責任者であるリゼル・ウェストマンさんの紹介では、このイベントに参加した商店はおよそ300くらいあったという。ウェストマンさんは「今年は第98回のクメウショーで、主な展示品は農産物と畜産品です。世界各国の人口構造が変わっており、中国においては大きなコミュニティがあるので、中国の方々にもショーに参加して頂く機会があれば良いと考えていました。地元の人々は法輪功学習者の演技が大好きです。異なる文化交流は素晴らしく、昨日のパレードに法輪功の腰太鼓チームと龍舞チームを先頭に入れました。法輪功学習者たちはこのイベントのためにいろいろ尽力してくださり、心から感謝しています。我々はすべての信仰、宗教に対して開放的な姿勢を持っています。この姿勢こそが、ニュージーランドです」と述べた。

　また、ウルフさんは「中国では生きたまま臓器を収奪されることを知っています。法輪功学習者たちは、ここで迫害を停止させるための真相を伝えることや署名活動を、何年も行なってきました。に中国共産党を変える方法はわかりません。本当に難しいのです。そしてこれらの真相をフェイスブック、ツイッター、インスタグラムなどのソーシャルメディアにあげて、多くの人々がこのニュースを見て、より多く人々に注目してほしいのです」

　中国の武漢で流行している新型コロナウイルスのことをウルフさんに尋ねると、「中国共産党が発表した感染者の人数は信じていません。すでに把握できる状態になったという話も信じられません。このウイルスは人類にとって、世界にとっての『警告』と言えます」

　あらゆる人権は、尊重されるべき

　ガス・ギルモアさんはニュージーランド航空会社・香港と中国のエリアマネージャーである。娘さんと一緒に法輪功学習者の龍舞チームと腰太鼓チームの演技を見るために立ち寄った。「私たちは龍舞の演技が大好きです。以前、香港に長く住んでいたので、よく龍舞を見たのです。本当にいい演出です。彩りや、動作および龍自体の動きなどが、すべて驚くほど素晴らしいです」

　ギルモアさんは、共産党が法輪功を迫害していることを理解しているという。「学習者たちの法輪功の信念を尊重しています。坐禅の瞑想は、人々にとって極めて良いと思います。誰もが人権は尊重されるべきです。共産党が法輪功を迫害するだけではなく、人権を守るために戦う香港の人々にも迫害を加えているのです。このようなことは決して、発生してほしくはないのです。共産党は他人の考えを尊重すべきです」