【明慧日本2020年4月21日】(福建省=明慧記者)福建省武夷山市(ぶいざんし)の法輪功学習者の林金嬌さん(46歳)と李俊英さん(50代)の2人は、2020年1月17日に懲役3年6カ月の実刑判決を不当に宣告された。林さんは無罪を主張して控訴した。二審の裁判所は疫病の蔓延を防止するという理由で、開廷されず、また控訴も認められず、4月10日に、一審の原判決を維持するものとした。
法輪功学習者の林さんと李さんは武夷山市に在住しており、2019年4月11日、林さんと李さんは外で法輪功迫害の真相を伝えていた時に尾行され、のちに武夷山市公安局国内安全保衛部門(法輪功迫害の実行機関)の警官らに連行された。当時、警官の話によると、林さんと李さんはすでに1年以上の間、尾行していたという。
地元の国内安全保衛部門の警官らが李さんの自宅を家宅捜索した時に、家族は初めて李さんが連行されていたことが分かった。2019年4月15日、林さんと李さんは地元の警官らにより南平留置場に移送された。
2019年11月14日、林さんと李さんは裁判を開廷されたが、2人は無罪を主張し、これを堅持した。
2020年1月17日、裁判所は林さんと李さんにそれぞれ懲役3年6カ月の実刑判決を下した。林さんは原判決を不服として控訴し、また、弁護士を依頼した。
のちに弁護士は裁判所が疫病の蔓延を防止するという理由で、開廷されないことを知らされた。裁判所側が留置場で林さんと面会したことがあるが、この際に、林さんは何も罪を犯していないと強く主張したという。
2020年4月10日に裁判所は林さんの控訴を認めず、一審の原判決を維持するものとした。