【明慧ネット日本2020年5月6日】法輪功学習者が今でも依然として残酷な迫害に晒されており、中国各地の住民は中国共産党(以下、中共)に思うがままに蹂躙(じゅうりん)され、苦しめられている。世界各国が中共ウイルス(新型コロナウイルス)によって脅かされている状況下で、私たちは4.25の21周年を迎えることになった。私は、1999年4月25日に北京に平和陳情に行った1万人あまりの法輪功学習者の中の一員として、この残酷な迫害が未だに続いていることや、大量の法輪功学習者が今もなお連行され、有罪判決を受け、残忍な迫害を受けて亡くなっていることを思うと、平静な気持ちを保つことができない。
中共が1999年7月20日に法輪功を迫害し始めて以来、数えきれないほどの学習者たちが悲惨な目に遭ってきた。不完全ではあるが明慧ネットの統計によると、2019年7月10日までに、8万6050人の法輪功学習者たちが連行され、2万8143人が不当な労働教養を科させ、1万7963人が不当な実刑判決を受け、1万8838人が洗脳施設に移送されて拘禁され、809人が精神病院に入れられ、このような理不尽な各種の迫害の案件が51万8940件にも上った。
今まで少なくとも4408人の法輪功学習者たちが迫害されて死亡した。しかしこれらの数字は、法輪功学者の虐殺人数のほんの氷山の一角に過ぎない。最新のデータによると、2015年の中国での臓器移植数が150万件にのぼったとされており、その中の臓器提供源はほとんどが法輪功学習者からのものである。生きている法輪功学者から臓器を収奪して、移植し、臓器売買をして多額の暴利を上げているといった悪辣で卑劣な行為が現在も続いている。
2019年6月17日、イギリスの民衆法廷が1年間の追跡調査を通して裁決した 。中国では、良心犯から強制的な臓器収奪が現在も大規模にわたり行われている。当法廷は臓器の出どころは主に法輪功学者からだと断定しており、今まで歴史上で見たことのない犯罪である。
明慧ネットの報道によると、昨年の年末から春節まで(2019年12月から2020年1月)の期間中、少なくとも651人の法輪功学習者が不当に連行され、嫌がらせを受けた。その内の349人が連行され、302人が嫌がらせを受けた。また、193人の法輪功学習者が不当な判決を下され、158人が不当な裁判に直面し、30人が逮捕状を出され、当局に罪に陥れられ、検察庁に不当に起訴された人数は184人である。その中で、6人の法輪功学習者が残忍な迫害を受けて亡くなっている。
明慧ネット最近の報道によると、中共ウイルスの蔓延(武漢肺炎)期間の2020年1月21日から4月4日の74日の間に、17人の法輪功学習者が残酷な迫害を受けて亡くなった。その内、遼寧省で8人が迫害によって死亡した。また、17人の内の5人が刑務所で死亡し、1人が拘置所で死亡した。彼らは生前に不当な判決を受け、中共の刑務所や拘置所で残酷な拷問を受けた。明慧ネットの統計によると、1月から3月の間、疫病が流行した期間中、70人の法輪功学習者が冤罪を受け、806人が連行された。
以上のデータによると、大疫病が流行する最中、国際社会が中共の責任を追及しており、疫病の拡散でもたらした損失を補償するように、と中共に要求している。その状況下の中で、中共が法輪功への迫害を緩めることなく、あらゆる悪質な手段をこうじて行ない、共産党の人類を壊滅する究極的な目的を赤裸々に露呈した。
4.25事件からすでに21年が経過したが、中共の江沢民集団がはじめた法輪功に対する迫害運動も同様に21年間続いている。六四天安門虐殺事件、法輪功への迫害、香港反送中デモ(「 香港が『反送中(「逃亡犯条例」改正反対運動)』のデモをする)、そして現在、全世界を脅かしている中共ウイルスが世界に中共の悪質性をはっきりと認識させ、中共の化けの皮を剥がした。それは人類を壊滅させようとする究極的な目的としての中共邪霊である。
『悪魔が世界を統治している』という本には、サタンは人々への誘惑はエデンの園で起こるだけではない。現在でも人類が想像つかない方法で人を誘惑し、脅迫や壊滅しようとしている。神の基準に照らして、悪魔がすでに私たちの世界を占領しており、これは人類が誘惑され脅迫されて、神に背を向けるプロセスである。この悪魔こそ共産主義の邪霊である。
中国は、2019年に再び米国国際宗教自由委員会に宗教の自由を侵害する「特に懸念する国」に指定された。また、中国は継続して「特に懸念する国」に指定されて20年目である。中国にはこのような諺(ことわざ)がある。「悪行を続けると必ず自らの命をおとす」といい、内憂外患の状態に陥っている中共は逃げ場がなく、待っているのは解体され、滅びる運命だけである。
全世界に拡散した中共ウイルスは、すでに国際社会を憤慨させて、世界が中共をますます認識し、今まで現在のように、中共をはっきりと認識したことがない。中共を包囲討伐する形勢になり、中国の国民も目覚めており、中共は「悪行を続けると必ず自らの命をおとす」という天理の通りになった。中共は滅亡する時がもう遠くないだろう。
4.25は中共が法輪功を迫害した時から始まり、中共は徹底的に解体され、滅亡する悲惨な運命が定めており、4.25は法輪功学習者が平和的な方式で信仰の自由を手に入れた歴史的な記念碑として、未来永遠に史書に残るであろう。