文/中国の大法弟子
【明慧日本2020年5月29日】真相を伝えて人を救う過程で、私は大法の威力と師父の慈悲を深く感じました。
10歳代の男の子に出会う
ある日、夜の8時か9時頃に、私は1人の同修と一緒に大法も真相を伝えての帰り道、10歳代の男の子と出会い、おそらく学校で居残りの授業を受けて、帰りが遅くなったのだと思いました。私は優しくその子に声をかけました。「僕、こんばんわ」。同修はその子に法輪功の真相資料『慧生』(学生向けの真相資料)を1冊渡して、「三退して安泰になろうね」と言って、真相を伝えて少年先鋒隊から脱退するように勧めました。この子は真相を理解して脱退に同意してくれました。そこで私は『九評』の中にある言葉を用いて、その男の子に話しました。「真の科学者の宇宙観は広大で、自分の限られている知識をもって、限りのない未知の世界を否定しないんだよ」
そして、私達は男の子と別れましたが、少し時間が経ってからその子が追っかけて来て、息が切れたまま、「おばあちゃん、おばあちゃん、さっき、僕に話した言葉をもう一度聞かせて」と言ったので、私はその子が何を聞きたいのかすぐにわかり、「真の科学者の宇宙観は広大で、自分の限られている知識で、限りない未知の世界を否定しないのよ」と先ほどの話しを繰り返して、「この言葉は私の言葉ではないの。著名な科学者が話した言葉だよ」と付け加えました。
師父は『九評』についてこのように説かれました。「『九評』の背後に神の要素があり、人間に良い作用をするのです。これは東洋人に対しても西洋人に対しても、みな同じです」 [1] 。「佛こそが最高の科学者なのです」[2]
私はその子に、「テストの問題に答えられるのは普通の生徒で、授業中に質問する生徒が優秀だよ」と話すと、その子は真剣に、「僕は今の言葉を録音して、今後の自分の勉強の基盤にしたいです」と話し、そして心から私達に「ありがとう、ありがとう」と感謝して、嬉しそうに帰って行きました。
「九文字の真言」の威力
私の舅が80歳の頃、ある日腰痛に耐えられなくなって病院で検査をした結果、椎間板ヘルニアだと医者から告げられました。医者からは高齢のため骨がもろくなり、手術はできない、家で養生するしか方法がないと言われました。
私は舅に「法輪大法は素晴らしい、真・善・忍は素晴らしい」と誠心誠意に念じましょう、と言いました。舅は大法の真相を理解し、素晴らしいということも知っていましたので、念じ続けて2週間後に、全身の骨が痒くなる症状が現れました。私は舅にこれはいい事だよ、と教えました。舅は休むことなく、それ以降も毎日「九文字の真言」を念じ続けていました。
ある日の夜、私は夢の中で舅が防寒ズボンを洗っており、そのズボンから黒色のモノが引っ切り無しに流れ出ていました。私は目が覚め、舅の腰痛はそろそろ治る頃だと思いました。舅は誠心誠意に「九文字の真言」を念じたことで、体内のよくないモノが取り除かれました。そして腰痛が治っただけでなく、身体も徐々に良くなり治療を受けずに病気が治りました。
実家の2番目の兄嫁は専門学校の職員であの邪悪な共産党員です。2006年末のある日、甥から電話がかかり、「叔母さん、母が明日手術をします。来てください」と言われました。この日の午後、私は病院へ見舞いに行きました。義理の姉は泣きながら、「検査だけのつもりで病院に来たのに、家に帰れなくなるなんて考えもしなかった。涙が枯れるほど泣き、手術を受ける心の準備もできていないし、精神的につぶれそうだ」と話してくれました。
この出来事の前に、私は義理の姉の母親の夢を見ました。彼女の母親は亡くなって、だいぶ経っていました。夢の中で義理の姉の母親は我が子の着飾る新しい服を買って来て、娘の母親は、「娘は嫁に行きます。だから新しい服を買ってきました」と言いました。私が夢を見た日と義理の姉が病院で検査を受ける日が、同じ日でした。この夢から義理の姉は寿命を迎えたことが分かりました。
私は義理の姉に再び真相を伝え、救えるのは、大法の師父しかおられないことを告げました。そして誠心誠意に敬う気持ちで「法輪大法は素晴らしい、真・善・忍は素晴らしい」と念じ、大法が素晴らしいことを認めれば、師父はあなたの面倒を見てくださいます、と話しました。中国共産党の邪悪な環境の中で、義理の姉はいろいろと心配して、病室には他の患者もいるので念じませんでした。私は彼女を励まし、「心の中で念じれば、誰にも知られることはないでしょう」と言いましたが、義理の姉はまだ、信じていないような顔をしていました。
翌日、私が病院に到着すると、義理の姉は手術室に入るところで、私は彼女を励まし「必ず九文字の真言を念じて、必ずよ、忘れないでね」と念を押しました。手術の時間は長く、義理の姉は心臓も悪く手術中に心臓がしばらく停止しました。そして、切り取った腫瘍を検査したところ、悪性のガンと分かり、医者からあと2、3カ月しか生きられない、と告げられました。病室に戻り、医者からは「ガスが出るまではご飯は食べられない」と言われました。
1週間が経っても、義理の姉の体からガスが出ませんでした。私は再び彼女に「あなたは人に言われるのを恐れて、九文字の真言を念じていないが、あなたの命よりも大切なものが他にあるの? 恐れる心を捨てて誠心誠意に念じれば、師父はきっとあなたの面倒を見てくださいます。大法を認めてその真相を理解すれば、必ず、この災いが転じて福になります」と念じることを強く勧めました。
義理の姉は私の話を受け入れて、声を出さずに心の中で「法輪大法は素晴らしい、真・善・忍は素晴らしい」と念じ始めました。すると同日の夜8、9時頃に、義理の姉の体からガスが抜け、術後の危険な状態から脱しました。その後、義理の姉は「あなたが帰った後、体がとても楽になり、身体を束縛していたモノが取り除かれたように感じました」と、話してくれました。
医者から義理の姉は、あと2、3カ月の命だと言われました。しかし、あれから2年が経ちましたが、義理の姉は元気で生きています。「法輪大法は素晴らしい! 真・善・忍は素晴らしい!」は嘘ではなく、真実なのです。
師父の慈悲は言葉では表現できません。この場をお借りして、私たち家族は師父のご恩に感謝し、大法のご恩に感謝申し上げます。
皆さん、法輪大法の真相をできるだけ早く理解しましょう!
注:
[1] 李洪志师父著作:『各地での説法七』「米国西部国際法会での説法」
[2] 李洪志師父の経文:『シドニー法会での説法』