【明慧日本2020年6月3日】本日、明慧ネットの中国の総合情報で、「湖北省鄂州市の大法弟子・曹振国さんが湖北省鄂州市610弁公室の警官に連行され、1万元相当のコピー用紙、十数台のコピー機等が押収された」という報道、そして、「2020年4月17日の午後2時30分、山東省聊城市莘県の私服警察官ら6人が資料拠点に押し入り、大法の真相資料を作っている大法修煉者の趙国営さん、張樹財さん、楊興昌さん、馬鳳花さんの4人を連行した」という報道を読みました。
2019年9月、地元にも同修が連行される事件がありました。連行された同修は皆とても精進していて、安全にも気を付けており、普段電話も使わない同修ばかりでした。話によると、同修達はしばらく尾行されていたそうです。連行された同修は地元の幹部でした。彼らは真相プロジェクトを協調し、時間、場所、内容、具体的な方法、まるで親が子供の面倒を見るように、何もかも細かく計画し、大きい資料拠点を作り、地域の同修に多くの大法資料を提供していました。そのため、彼らが連行された後、他の同修は何をどうすればいいか分からず、大法の真相資料の供給源もなくなりました。
資料拠点の問題について、師父は前々から私達に「至る所に花を咲かせる」と説かれました。資料拠点は家庭単位の形を取るべきです。ある大きい資料拠点をやっている同修と交流しました。「どうして師父がおっしゃった通り、至る所に花を咲かせるようにせず、このような大きい資料拠点を作ったのですか」と聞くと、「そうしなければ、配る資料が足りません。同修が家で資料を作るのは無理です。皆に資料を提供しなければならない」と同修は言いました。
「私達が作らなければやる人がいない、資料がないからだ」と言う、多くの同修は大きい資料拠点を作る理由だったかも知れません。
実は、大きい資料拠点が邪悪に破壊された後、真相資料を作るため、同修達は自ら家で資料を作る実例がたくさんあります。困難と人心を克服する過程は、自分を浄化し、修煉する過程ですから、人を救う願望があれば、同修達は自ら方法を考えるでしょう。しかし、大きい資料拠点があれば、皆はそれに頼ってしまい、自ら考える必要がなくなるのです。
もちろん提供しなければ、資料を配らない同修もいます。しかし、それは大きい資料拠点を作る理由にはなりません。実は、1台のプリンターがあれば、数人の同修に資料を提供することができます。しかも、今の機械は丈夫でメンテナンスもしやすく、具体的なことについては、明慧ネットの「天地行技術フォーラム」を調べればよいのです。学法グループに、資料を作る同修が1人か2人いれば、十分間に合います。
大きい資料拠点が破壊されたら、 ともすれば、資金十数万元、数十万元、コピー機など十数台、インク数十箱と、多くの損失を蒙ってしまいます。大きい資料拠点に参与している同修、あるいは大きい資料拠点から資料をもらう同修、誰でも「資料拠点の規模を小さくし、至る所に花を咲かせるように」と注意を促すべきです。
再度、大きい資料拠点に参与している同修に、「コピー機を他の同修に分け、家庭で資料を作らせるように」、大きい資料拠点から資料をもらう同修に、「自ら資料の問題を解決して人に頼らず、小さい資料拠点を作るように」と、ここで呼びかけたいのです。なぜなら、誰でも、この義務と責任があるからです。
ここでは、師父の『二〇〇五年サンフランシスコ法会での説法』の資料拠点についての説法を皆さんと分かち合いたいと思います。
弟子:今マスメディアの仕事に参加していますが、いつも資源の不足、規則の不備、資金の不足などの問題があり、さらにより多くの学習者と交流しておらず、もっと多くの人が参加できるようになっていません。手作業の工場の状態に留まっています。どのように突破したらいいのか分かりません。
師:今、皆さんが直面しているのはこういう情況です。正念が強く、しっかり協調することができ、道を正しく歩むことができれば、すべてが良くなります。実は中国大陸の学習者はもっと厳しい情況に置かれています。資料作りの拠点は基本的に家庭単位に置かれており、あらゆるところに拠点があります。つまり、すべての人は自分の道を歩んでおり、個人で、または小さい範囲で何人かが協調して行っており、皆すべてこれらのことを行っています。先ほど修煉は大道無形の方式を採っていると言ったのではありませんか? 彼らが真相を伝えるために行なったこれらのことに関しても同じです。ある站長の呼びかけですべての人が皆同じことをするのではなく、そうではありません。皆さんが一緒に協力し合って何かを行うという特殊な場合、站長がまとめて協調しますが、それ以外、それぞれの人は皆、積極的に自分の道を歩んでいます。もし何でも統一的に行い、站長の一存で何かを決定し、皆站長と同じように行うのであれば、站長はある境地で成就したら、皆さんは彼の世界の衆生になるに過ぎません。皆さんにこのようになってほしくはありません。大法弟子一人ひとりがみな王になってほしいのです。各自は自分の道を切り開き、自分の独立した果位を成就してほしいのです。(拍手)