文/米国の大法弟子
【明慧日本2020年6月8日】海外の大法弟子の中で、師を助けて法を正すために、以前の待遇の良い仕事を辞めて大法の仕事に専念し、生活が困窮している人は少なくありません。長年、各地の修煉者は各々の生活環境に根を下ろして大法の仕事をしており、師父の住居(神韻の本拠地)の近くに意図的に引っ越そうとする修煉者は殆どいませんでした。しかし近年、一部の新しい学習者や中国国内からアメリカに来て間もない学習者、および海外に数年いたが大法の仕事を真面目に行なっていない学習者の間に、神韻の本拠地付近に意図的に住もうとする傾向が現れています。
まずこのような行為は、神韻の本拠地付近で不動産を購入しようとする神韻芸術団のメンバー、および神韻の本拠地で働くスタッフに迷惑をかけました。上記の学習者の資金が参入することで、このあたりの住宅販売価格も賃貸価格も高騰し、それで長い間、大法の仕事に専念してきたために、生活が困窮している神韻関連の修煉者たちの住宅事情がいっそう苦しくなりました。
次に、その他の地方で賃貸マンションを経営している同修の物件に住む学習者もいます。経営者(同修)は起点付近の賃貸住宅の価格高騰を見て、心のバランスを失い、自分の経営する物件も値上げをしたがり、神韻の本拠地辺りの価格まで値上げしないと気が済まない経営者(同修)もいます。同修を金づるにし儲けようとする傾向は、神韻の本拠地辺りだけでなく他の地方にも波及しました。
大法の仕事に専念して収入が少なくて、同修が経営する安いマンションに住んでいる学習者は、これから家賃が上がる危機にさらされ、この騒ぎの中で一番悪影響を受けています。本来、収入の少ない彼らに対して、経営者の同修は少し家賃を安くしてあげるのが道理だと思いますが、神韻の本拠地付近に近いほど高い家賃を徴収するのは、間違いではありませんか。
「三つのこと」をしっかり行なわない反面、師父の近くにばかりいたがる学習者たちよ、師父の近くに住んでいたら、いつか師父に会えるかもしれないと思っているようですが、師父の近くに身を置く資格を持っているかどうかを自問自答してみて下さい。たいていそのような学習者は、海外に来て数年しか経っていません。近年、中国から海外に来て年数が浅い学習者に対して、神韻公演の期間中にいろいろな手伝いをさせないというルールがあります。神韻を手伝う機会を失ったため、代わりに今度は神韻の本拠地付近で不動産を買い、いつか師父に会えると期待するのは、強い執着心ではありませんか。
第三に、真に修煉すれば、師父はいつでも我々をご加護してくださるので、師父の近くにいたい考え方は一種のとても大きな執着心で、求める心です。本当に神韻の本拠地付近で念願の不動産を購入し、同修に誇示する学習者もいますが、その辺りの不動産を本当に必要としているが買えない同修に、生活面と経済面で圧力と大きな妨害をもたらしているのは事実です。では、あなたは良い事をしたのか、それとも悪い事をしたのでしょうか。また、他の同修のために考えていたのでしょうか、それとも、自分だけのために考えているのでしょうか。
第四、これらの行為は大法弟子の中で、大法の仕事に時間をかけるのか、それとも金儲けのために時間をかけるのかをめぐって、修煉者の心のバランスを撹乱する効果を果たしました。できるだけ多くの時間を「三つのこと」にかけることで、生活が困窮している修煉者は、今まで皆に敬服されてきました。しかし、神韻の本拠地周辺の不動産を高額でもまだ購入しようとする学習者が現れ、その上、自分の経済力を周囲に派手に見せびらかしています。このような行為は修煉者として、恥ずべき下劣な行為です。上記の生活に困窮している修煉者の心にも、恐らく大きな打撃を与えているでしょう。困窮している修煉者は、自分は今まで多くの苦労を払ってきたが、かえって貧しく、社会的地位も低いと嘲笑されていると思い、落ち込むかもしれません。
以上、私の些細な体得ですが、間違いがあれば指摘ください。