【明慧日本2020年6月13日】安徽省馬鞍山市の法輪功学習者・尚勤さん(60代女性)は2020年4月25日の午前10時頃、娘の経営する店にいた時に、押し入って来た十数人の警官らにより、連行された。警官らの違法な行為を阻止しようとした娘も連行され、両手を後ろに回されて手錠を掛けられ、パトカーに押し込められ、母子ともに派出所に連行された。
尚さんは翌日、留置場に入れられて拘禁され、未だに消息が分からないままである。娘の方は連行された翌日に解放された。警官は「インターネットで今回の連行事件を暴露すると、お前をすぐに逮捕するぞ」と娘を脅した。娘は家に帰ると、家の中はかき乱され、家宅捜索を受けたことが分かった。李洪志先生の写真とすべての法輪功の関連書籍を押収され、店の中も捜索を受け、ノートパソコン2台とプリンター1台が押収され、なくなっていた。
娘は派出所から帰宅した後、連続して十数日間も寝れなかった。1人の若い女性が4人の警官らに両手を後ろに回され、手錠を掛けられてパトカーに押し込められた際に、娘はどうしても納得できなかった。精神的な打撃を受けた娘は、今現在、ずっと落ち込んでいて仕事に集中できず、ショックを受けた状態から今も抜け出せないでいる。
尚さんはかつて乳がん、深刻な鼻炎、うつ病を患っていた。法輪功を修煉した後、すべての病気が消えた。2017年5月、尚さんは法輪功の資料を配布していた際、中国共産党の虚言に騙された人に通報され、警官らに連行され、留置場に入れられた。そこで尚さんは手錠をかけられ、足かせを嵌められるなどの酷い拷問を受けた。当時、尚さんは家宅捜索を受け、多くの個人財産を押収された。同年12月29日、懲役1年6カ月の実刑判決を言い渡され、罰金5000元(およそ7万6000円)を科された。