文/中国の大法弟子
【明慧日本2020年6月16日】武漢肺炎の発生で、私が住む地域は武漢に次いで大きな被害を被りました。年配の同修Aさんが住む住宅地でも中共ウイルスに感染した人が多く、家族4人全員感染した家庭もありました。Aさんは近所の人々に真相を伝え、「法輪大法は素晴らしい、真・善・忍は素晴らしい」と念じるように言い聞かせ、三退を勧めました。その結果、早期に回復した感染者も多くいました。
Aさんの上の階に、ある夫婦が住んでいました。2人とも大法の真相を聞かされました。ご主人の方は、大法の真相を受け入れました。『轉法輪』を通読し、『九評』や真相DVD、明慧定期刊行物をよく読み、中共の本質を見抜きました。しかし、奥さんは大法の真相を受け入れず、中共を支持していました。
今年の初め、風邪の症状が出ていた奥さんは、地域から強制的に隔離されました。その間、奥さんは治療も受けられず、薬も与えられませんでした。そして隔離された人々は、全員が中共ウイルスに感染してしまいました。奥さんは両肺に肺炎を起こし、呼吸困難に陥り、全身が衰弱しました。しかし医者はPCR検査も入院もさせず、外来で受診するように言うだけでした。
夫婦は当時の事を「本当に辛くて、大変でした」と振り返ります。毎朝8時に病院に行くと既に長蛇の列ができており、いつも1000人から2000人が並んでいました。自分の番号を呼ばれて診察が終わると、帰りはいつも夜の8時頃になったそうです。薬は1日分しか貰えなかったので、次の日もまた同じことを繰り返さなければなりませんでした。
ご主人は妻を見ていられず、診察の際、医者にPCR検査をしてくれないかと頼みました。しかし医者は「検査はできません。これは上の命令ですから」と言いました。
「あなた達には医者としてのモラルがないのか? 人を見殺しにするつもりか?」と言っても、医者は「検査はできません。これは上の命令ですから」と繰り返すだけでした。そこでご主人は、「今日、妻にPCR検査をしてくれなければ、私達は帰らない。患者の命はこんなに価値のないものなのか? 感染が判明した患者数を増やさないために、検査しないまま患者を見殺しにするのか!」と言いました。
実際のところ、医者は他の検査で奥さんが陽性で両肺に感染していることを知っていたのに「検査はできない、これは上からの命令ですから」と繰り返していたのです。
その時、外にはパトロールをしている警察官が多くいました。しかしご主人は怒って、「検査してくれ! 入院させてくれ!」と強く求めました。とうとう医者は折れて、PCR検査を行ないました。結果は陽性で、奥さんは入院を許可されました。入院中、Aさんは夫婦に「九文字の真言」を念じるように繰り返し言い聞かせました。
ご主人は病院が感染実態を覆い隠す行為に加担せず、中共の悪行を暴露し、加えて「九文字の真言」を念じた結果、神からご加護を受けました。その後、奥さんはまもなく回復し、数日後、退院することができました。