【明慧日本2020年6月30日】重慶市開州区に在住の法輪功学習者・朱大珍さん(72歳女性)は、2020年4月24日、自宅に押し入って来た現地の派出所の警官らにより連行された。それらの警官らは、誰一人として名前を告げなかった。朱さんは病院まで連れて行かれ、身体検査を強要されたあと、裁判待ちという形で一時的に解放された。
朱さんは、1998年に法輪功を学び始め、善い人を目指して頑張っていた。1999年7.20以降、朱さんは何度も労働教養を強いられて拘禁され、洗脳を受けさせられるために、拘留されたりもした。
2020年4月24日の昼過ぎ頃、突然8人の警官らが朱さんの家に押し入り、家宅捜索を行なった。法輪功創始者の写真、法輪功の関連書籍、タブレット、5000元(約7万5000円)の真相の書かれた人民元のお札、一部の法輪功の資料、法輪功のお守り、法輪功の新型コロナウィルス情報誌、および他の法輪功の資料を押収された。
朱さんは文豊派出所まで連行され、そこで1人の若い警官に酷く罵られ、聞くに堪えない言葉を繰り返されて罵られた。
その後、朱さんは万州地区病院に連れて行かれ、身体検査を強要された。そこで医師は「何者か?」と質問したが、警官側は「老人の健康診断だ」と答えた。医師が「検査費用は?」と質問すると、警官側は「本人負担だ」と答えた。きっとこの健康診断を、老人の家族が親孝行をしているのだ、と間違って受けとった患者達がいただろう。
その後、朱さんの息子は警官らに5000元の保証金を強要され、朱さんは一時的に解放された。