【明慧日本2020年7月9日】(中国貴州省=明慧記者)中国貴州省安顺市の法輪功学習者・王玉清(77歳)さんは、慢性大腸炎、胃炎、末梢神経炎などの慢性疾患を患っていた。法輪功を修煉してから間もなく、すべての病気が治り健康になった。
99年7月、江沢民一派は法輪功に対して迫害を始め、王さんは幾度も迫害を受け、懲役3年の実刑判決を受け未だに刑務所で収容されている。情報によると、王さんは些細な事に出会うと全身が震えだすという。
2001年の大晦日、江沢民邪悪集団は天安門焼身自殺を作り上げ、中国国民を含めて全世界の人々を欺いた。王さんは身内が惑わされないように自身が法輪功を修煉して受けた恩恵を手紙にして真相資料を入れて送った。
2001年3月12日午後、王さんは4歳の孫を寝かしていた。国家安全保衛部門(法輪功の迫害を実施機関)の李株をはじめとする4,5人の警官が突然やってきて勝手に荷物をひっくり返した。そして大法書籍2,3冊、真相資料1枚を持ち去った。恐怖のあまり4歳の孫は泣き叫んだ。
王さんは彼らに強制連行され、資料の出ところを聞き出そうとしたが、王さんは答えなかった。警察は汪さんを転向させようと、家族を呼んできては王さんを説得させ、息子に膝まずかせて転向に応じるように頼んだ。しかし王さんは応じなかった。王さんは16日間拘留され、3000元(46,000円)の罰金を支払わされ解放された。後で分かった事だが、王さんが姉に送った手紙は警察に捨てられたという。
王さんが不当に拘留された日から、数カ月にわたり給与を止められ、生活として200元(3000円)しか支給されなかった。4か月後、給与の支給が再開されたが、今まで支給されていた特別手当は支給されず、この状況が2008年10月まで続いた。王さんは解放された後、会社の組合の責任者に事情を説明し、支払われなかった特別手当が支払われた。その後、王さんは警官に監視、尾行、電話の盗聴をされ、市外への外出は禁止されたが、王さんは理不尽な要求を拒否した。
2012年4月、王さんは三人の女子中学生に真相を伝えた。彼女たちの疑問を王さんは全部答えた。三人は王さんから渡された真相資料とお守りを受け取り立ち去った。王さんはその場所で真相を伝え続けた。
30分後、王さんは家に帰る道中で数人の警官に南街派出所まで連行された。警官の尋問に王さんは答えなかった。警察は王さんをトラの椅子に座らせ手錠をかけて尋問し続けた。それでも王さんは何も話さなかった。そして王さんは国家安全保衛部門に引き渡され、張と言う女性警官と、もう一人の警官と二人で王さんを尋問し続けたが、王さんは口を開くことはなかった。王さんが強制連行されたことを知った息子さんは人脈を使って王さんを解放させた。この時の王さんの強制連行に関わったのは、国家安全保衛部門の蘆玉梅だという。
2012年6月、王さんは見舞いのために夫と実家に帰った。地元の警察からすぐ戻るようにとの電話があったが王さんは無視した。2013年2月、王さんは実家から戻り、警察は度々王さんの息子に命じて、王さんを警察まで連れて来させた。王さんは善意で彼らに真相を伝えたが、彼らは王さんを拘束して3年の実刑に処した。
2014年3月9日、王さんは贵州第一女子刑務所に収容されて迫害され続けた。そこは正に人間地獄だという。その刑務所の第四大隊は法輪功学習者の迫害の専属に指定され、4,50人の法輪功学習者が収容されている。転向に応じない学習者達を70平方メートルの部屋に閉じこめ、4,5人の刑務官が監視している。王さんに対して服役囚の監視3,4人がつけられ、トイレに行くのも監視の同意を得なければならず、風呂は制限された。毎日、強制して法輪功の李先生を誹謗中傷する資料を読まされ、そして感想を書かされた。命令に従わなければ暴行や訓示を受けさせられ睡眠も奪われた。刑務所で養成を受けた刑事犯らは王さんに暴力や罵倒するなどして転向させようとしたが失敗した。これらの服役囚は減刑されることに目をくらませられ刑務官の指示の下で手段を選ばず法輪功学習者を迫害している。
ある日、王さんは顔を洗っていたところ、監視の李媛は洗面器をトイレの近くに移動するよう命じた。そこには人が多くて洗面器の置く場所がなかったので、王さんは洗面器を別の場所に置いた。すると李は王さんに罵声を浴びせて洗面器を床に投げつけた。当時73歳だった王さんは監視によく暴力を振るわれていた。そのため王さんは彼らを見ると恐怖で体が震えていたという。
監視は刑務官に指示されてよく法輪功学習を侮辱したり、訓示、罵倒していた。法輪功学習者は彼らに真相を伝えるが、彼らは聞く耳をもたず、逆にさらなる迫害を企んでかえって刑務所長に報告していたのである。