【明慧日本2020年7月11日】遼寧省鉄嶺市昌図県の法輪功学習者・劉玉華さん、靳利国さん、張麗珍さんは、2020年6月29日、昌図県裁判所によって不当に実刑判決を言い渡された。
経緯は以下である。
靳さんと劉さん夫婦は警察、検察、裁判所の人々に「真相を知って平安を守ろう」という善を勧める手紙を郵送した。2019年10月9日午前10時半頃、鉄嶺市昌図県国内安全保衛部門(法輪功迫害の実行機関)は十数人の特別警官と共同で、殺人犯を拘束すると偽って、靳さんと劉さん夫婦の家に押し入り、靳さん夫婦を不当に連行し、家宅捜索をした。そして、たまたま靳さん夫婦の家を訪ねて来た学習者・張学華さんと張麗珍さんも不当に連行した。
その日の午後、劉さん、張学華さん、張麗珍さんは鉄嶺市留置場に移送され、夜9時頃、靳さんは昌図県留置場に移送された。
2020年5月19日、原告も被害者もいない法廷審問は、鉄嶺市昌図県裁判所で行なわれた。いわゆる「証人」さえ出廷していないため、弁護士は国内安全保衛部門に出廷して事情を説明してほしいと求めたが、まったく応じてくれなかった。弁護士は「昌図県裁判所の法廷審問はでたらめ過ぎる。国内安全保衛部門の捜査から、検察庁の起訴、裁判所の法廷審理まで全部違法だ。警察、検察、裁判所は罪を犯している」と批判した。結局、法廷はその場で判決を言い渡さず、早々に審理を終了させた。
2020年6月29日、鉄嶺市昌図県裁判所は劉さんに懲役4年、罰金5000元、靳さんに懲役1年、罰金1000元、張麗珍さんに懲役3カ月、罰金1000元と不当な判決を言い渡した。
(注:法輪功学習者を迫害している主要な責任者らの情報は、中国語のページを参照)