文/日本の大法弟子 梁琳
【明慧日本2020年7月20日】
一、陳文睿が私の名前で二つの文章を記した経緯
私が初めて陳文睿(以下、陳)に会った時、彼女は「疾病が原因でシンガポールに戻れなかったのですが、日本には疾病の流行り始めにやって来ました。将来はイタリアに留学し、立派なブランドの服装をデザインしたい」等と言っていました。
彼女は日本に来たばかりの頃、ある同修の家に滞在していましたが、結局その同修に追い出されてしまいました。なぜですかと聞いてみたら、彼女は功能や日本での使命、功能で実現すること、多くのことをやったなどと話し始めました。
私は彼女の話に応じて自分の功能について少し話し、自分が見えていることについて話しました。そして彼女の執着心や足りないところを指摘しましたが、彼女は自分が正しい、皆に無実の罪を着せられているのだと主張しました。修煉者として、なぜ内に向けて探さないのかと私はとても不可解に思いました。
私は、善の心で当事者と顔を合わせて交流し、問題を解決してはとアドバイスしました。しかし彼女は、相手の同修が誰も電話に出てくれず、連絡を断ったのだと答えました。「どうするのですか」と彼女に聞いたところ、「解決策があります」と答えました。
私は功能と聞いて好奇心や顕示心が現れ、心が動じてしまいました。私が帰ろうとすると、彼女が無実であり日本で迫害されていることを明らかにする文章を書いてほしいと頼まれました。私は、家に帰って少し考えてみると答えたのですが、同修である大家さんも近寄ってきて、彼女と一緒に私に勧めました。「彼女がとても可哀そうですから」と私に携帯を見せながら「たくさんの同修が文章を書いて助けています」と言ったのです。
私は情を断ち切れず、不本意ながらも同意しました。私が口述し、彼女が文字をうちこみます。私は自分が何か別のものにコントロールされていたかのようでした。彼女が求める内容のままに、私は口述していました。彼女が時々ヒントを与えてくれ、そのヒントに従ってスムーズに口述できるような状態で、まるで彼女が自分自身で口述したかのようでした。彼女に「なぜこうなっているのですか」と聞いたところ、彼女は下を向いて答えませんでした。この出来事の一部は、私の記憶に基づいて記しています。
家に帰ってよく考えたかったのですが、彼女たちの再三にわたる促しや扇動に耐えきれず、その時に送信していいと了承してしまいました。しかし不本意なことだったので、とても辛い気持ちで帰宅しました。
その文章は佛学会で審査された後に送信されると思っていたのですが、陳はそのままシンガポールの佛学会に送りました。なぜシンガポールに送ったのかと聞いたところ、彼女が「自分の無実を証明するために、日本の大法弟子が話してくれたから」と答えました。その他にどこかに送られたのかは分かりません。
帰りに、ある同修から電話がかかってきたので、私は事の経緯を説明しました。その同修は「佛学会からの通知メールを見ましたか?あなたの文章は私のところにも送られてきました。間違っていると思います」と言いました。「私も正しくないと思います」と答えました。
帰宅後、心がとても辛かったのです。陳に電話し「文章を転送しないでください、私は同意しませんので。私の文章は削除してください」と伝えたかったのですが、電話が繋がらず、メッセージを残しました。翌朝に電話して同じことを繰り返しましたが、「すでに送ったので削除できません」と答えました。
私はやむを得ず佛学会に経緯を伝えました。佛学会は、グループ学法の際に事件の経緯を整理して発表すればいいと教えてくれました。その発表後、陳の追随者達は毎日電話してきて、陳が無実の罪を着せられているのに証言してあげないなんてと責められました。私は真・善・忍に基づき善で問題を解決しようと考え、もう一つ文章を書くことに同意しました。
そしてその文章で「日本の大法弟子も内に向けて探し、シンガポールの同修も内に向けて探し、お互いに法理から高め、心性を向上させることができれば円満に解決できます」としました。
陳に文章を送ると、彼女はそれを認めず、修正しなければならないと言いました。彼女の要求したとおりに書いていないと言うのです。私は再び彼女の家に行くことに同意しました。この時私は電車を乗り間違えたのですが、これは師父が行かない方がよいと悟らせようとしてくださったのでした。しかし私はそこに気づけず、彼女の家に行ってしまいました。
彼女の家に着くと、彼女はここがダメ、あそこがダメ、全部ダメと、私の善で書いた文章を全部否定しました。「あなたがそう言うなら、私は書けません」と彼女に言いました。すると彼女は自分で頭から書き直しました。日本の大法弟子を完全に対立する側とし、完全に彼女の考えで書いたのです。彼女は書き終わると読み上げましたが、コントロールされた私の耳には全く入りませんでした。心が辛く、意識がしっかりしていない状態で彼女に転送することに同意したのです。
彼女が書いているとき、目つきや態度が本当に異常でした。文章を書き終えると、彼女はとても喜んでいました。振り返って彼女を見た時、彼女の目つきに驚きました。彼女は興奮し、かなり異常な状態でした。まるで邪悪の正体がすっかり露呈したかのようでした。彼女は私に露呈したと気づくと下を向いて私を無視し、しばらくすると他の人と話し始めました。
そこには四人いて、うち一人は子供でした。私はあえて陳と交流しようとしましたが、なかなか返答がなく、家に帰りました。そこを離れた後、言葉にならないほど辛く感じました。その後私の名前で書かれた二つ目の文章もたくさんの人に転送され、各プロジェクトのグループチャットにも送られ、好ましくない影響を与えました。
二、この件に関する反省
今回の件を通じて、なぜ自分が彼女に捕えられたのか徹底的に自分の内に向けて探しました。自分の執着も含め、彼女のことを明らかにしようとした一つ目の文章についても内に向けて探しました。
この文章には、私の本意ではない言葉がいくつかありました。今振り返ってみれば、その言葉は、邪悪なものにコントロールされて言ったものです。一つ目の文章を書き終えた4〜5日間、それらにコントロールされていました。それらからは、繰り返し私の頭の中に「あなたがしたことは正しい。あなたは正しいのです」と念を送られました。グレーで拳の大きさの物質が送られてきたのを二回見ました。ある日のこと、会社で仕事の後に煉功していた時、目を開けるとあの物質がまた現れ、今度は南海観音菩薩の形象でした。私が心の中で「偽物だ。観音菩薩がごみから出てくるというのか」と思うと、それは消えました。
この文章を書きながら、陳の言動や目つきを思い出していました。まったく善がなく、完全に邪悪であることは明らかです。
彼女が私の名前や、他にも多くの同修の名前を利用して文章を書くことで彼女自身を実証していると知りました。彼女は各同修と交流する際、各同修のそれぞれの執着に応じてコントロールする手法を変えていました。彼女は、気づかれないように、あるいは気づきにくく同修をコントロールしています。私のように邪悪につけ込まれたのでしょう。私は痛切に思います。私は長い間学法してきたのに、どこに到達したのでしょう。
内に向けて探していたときに同修と交流したところ、その同修は「あなたが(中国を)出てから、だいぶたちますね。中国の留置場で邪悪がどう同修を転向させたのか分かりますか。今回のように、まるで磁石のように人を吸い寄せ、いつの間にかその人は魔の道を歩んでいるのです」と言いました。
よく考えてみると、これがいかに恐ろしいことかが分かります。修煉で一歩でも間違えば、どんな結果となるのか想像がつきません。ですので、私が見たことや聞いたこと、感じたことを全て公開しました。
あの二つの文章は、6月30日のグループ学法で、すでに無効と宣言しましたが、陳らはまだ転送しています。
私は法を正す最後の時期に道を誤り、大法に大きな損失を与えました。日本の同修に大きな妨害をもたらしました。また日本の天国楽団の同修にも大きな被害を与えました。日本の全ての同修の方々、申し訳ございません。私はようやく目が覚めました。これからは、師父が望まれることだけを行い、よく三つのことを行い、時間を無駄にせず衆生を救います。
まだ目が覚めていない同修は、急いで目覚めてください。全体として協調し、師父の法を正す最終局面を手伝う道をしっかりと歩みましょう。