【明慧日本2020年8月1日】2020年7月20日は、法輪功学習者が迫害停止を呼び掛けて21年目にあたる。スウェーデンの法輪功学習者(以下、学習者)たちはストックホルム、ヨーテボリ、リンショーピン、ウプサラなどの都市でそれぞれ迫害停止を呼び掛ける集会を行なった。中国共産党(以下、中共)が法輪功に対して21年間続けた弾圧に対し、24人のスウェーデンの国会議員たちと2人の地方議員は、共同で法輪功を支援しこの歴史上前例のない残酷な弾圧を厳しく非難する声明を発表した。
同声明の発起人、スウェーデンの下院議員のアン・ソフィー・アルム氏(Ann- SofieAlm) |
共同声明にサインしたスウェーデンの国会議員達 |
共同声明にサインしたスウェーデンのEU議員達 |
スウェーデンの国会議員のアン・ソフィー・アルム(AnnSofieAlm)氏は共同声明の発起人である。アルム氏は特にメディアへの説明を担当している。
「中共が学習者に対して迫害を始めて今年の7月20日で、すでに21年間が過ぎました。自由な世界は次第に中共が自国民に対して残酷に扱っていると気付きつつあります。学習者は裁判なしで拘束され、強制労働収容所、刑務所と留置所に拘禁させられ、かれらは良心の囚人であることを理解してほしいのです。ある報道でも『彼らが残虐な拷問を受け、甚だしきに至っては生体臓器狩りをされているという報告もあります』、それで私達はこの共同声明をスタートさせたのです」
「事実上は、中国で発生したこのような弱者に対する迫害は世界でも類を見ない最悪の人権侵害です。いくつかの国際オブザーバーおよび司法機関はそれがジェノサイドであると表現しています。私達の自由な世界は必ず中国の人々のために声を上げて団結しなければらず、そのためにこの共同声明がとても重要なのです」
「中共は『自由な世界は何を望んでいるのか』を知る必要があります。 これらの残虐行為を直ちに止めなければなりません」
スウェーデンの2番目に大きい日刊紙『SvD』が「政府高官が法輪功を支援するよう呼びかける」の見出で共同声明を掲載した。 |
スウェーデンの2番目に大きい日刊紙(SvD)が7月19日、「トップ政治家が法輪功を支援するよう呼びかける」と題した見出しでこの記事を報じた。アルム氏は取材された時、「この共同声明はスウェーデンだけでなく、世界27カ国の600人近くの要人と議員からの共同声明です」と述べた。彼女はまた「今、よく脚光を浴びている香港の人々がその自由のために中共と戦っており、正に香港の人は中共がどんなに残虐な行為をするのか深く理解しているからこそ、中共の本質を知り団結して抵抗しようとしています」と語った。