　【明慧日本2020年8月10日】スウェーデンにあるコインスクエア（Mynttorget）は、首都ストックホルムの最も賑やかな地区で、国会議事堂と王宮の間に位置している。十数年間、スウェーデンの法輪功学習者（以下、学習者）はここで迫害の実態を伝え、迫害停止を呼び掛けるイベントを続けている。現在ここはスウェーデンの学習者が長期に迫害の実態を伝える場所であるだけでなく、スウェーデンの人々が法輪大法を知る重要な窓口でもある。　

　7月7日（火曜日）の午後は、明るい日差しの良い天気であった。ストックホルムの学習者は普段通り、コインスクエアで迫害の実態を伝えるイベントを催した。広場を通る人々は学習者の行なう煉功動作に魅了され、多くの通行人が立ち止まって見たり、撮影したりしていた。いつも迫害の実態を説明するパネルの前に立って注意深く読んでいる人がおり、法輪功への迫害を理解した後で、興味を持ち煉功点（煉功する場所）へ行って法輪功を学び煉功したいと言う人がいた。多くの人々が迫害停止を呼び掛ける学習者の活動を支持して署名した。

　7日の午後、普段通りコインスクエアで迫害の実態を伝える学習者

法輪功を紹介し、中共の学習者に対する生体臓器狩りの実態を伝える

真相を理解したスウェーデン人、迫害停止の呼び掛けを支持し署名

　フィンランドから来たインド系の青年のロベルトさんは大法の迫害の実態が書かれたチラシを受け取った後で、すぐに読んで法輪功を理解した後、署名して学習者の迫害停止の呼び掛けを支持した。ロベルトさんは「私は東洋の古い伝統的な修煉文化に、とても興味を持っています。私は『真・善・忍』という三つの言葉がとても素晴らしいと感じ、それにとても共感します」と学習者に話した。彼はまた「自分は神を信じています」と言い、「現代社会では、自分自身の信念を持つべきで、人にとってそれはとても重要なことです」と語った。「帰ってから大法サイトをネットを調べ、大法の本を読み学んでみようと思います、もっと詳しく知りたいのです」と言い、法輪功を学びたいとストックホルムの中心部の煉功点と時間を詳しく尋ねた。

　当日、多くの若い人たちが迫害の実態を聞きに来た。20代のスウェーデン女性2人は、迫害の実態を説明するパネルの前に立ち、真剣に読んでからもっと多くの情報が知りたくて、また学習者と長い間、話し合っていた。この2人は中共による法輪功への迫害と学習者に対する生体臓器狩りの残虐な行為にとても怒りを表していた。彼女達は署名リストのところに一緒に歩いて行き、その中の1人の女性は膝まづいて、真剣に自分の名前を書くこと（署名する）により早く法輪功に対する迫害を停止したいという気持ちを伝えた。

2人のスウェーデン女性が署名し、1人は膝まづいて名前を書いた

　イギリスに留学している2人の若者は学習者がここで迫害の実態を伝えているのを見て、とても嬉しいという。彼らは署名して学習者の迫害停止の呼び掛けを支持すると伝え、英語で学習者と話し合った。「中共が法輪功を残酷に迫害して学習者に対する生体臓器狩りの実態や中共の行なった悪い事も知っています。私達はあなた達が立ち上がり、このようなイベントを行なうことを心から応援しています」と言った。

　この2人の若者はまた「私たちは香港からイギリスに来た留学生で、中共が暴力団やごろつきを使って香港の人々を残酷に迫害し、あんなに美しい街を破壊しており『中共の支配下では人権と自由がない』と分かるので、私たちは今、香港に帰ることができません」と学習者に語った。彼らは学習者が迫害の実態を最後まで叫び続け、全世界に中共の卑劣な本質をはっきりと伝えることを望んでいる。

　あるスウェーデンの年配の婦人は、すでに法輪功の迫害の実態を理解しており、毎回、学習者にここのイベントで出会う度に、彼女はいつもそばに立ち、静かに学習者達の煉功のパフォーマンスを見守っていた。今日、彼女は学習者に歩み寄り、涙ながらに、「私は特にあなた達に共感しています、何年もあなた達はこんなに苦しい目に遭ったのに、それでもこんなに落ち着いており、穏やかで美しい、これ（法輪功）はとてもすばらしいです！」と言った。彼女はひっきりなしに涙を拭きながら、学習者の煉功を見守り立ち続けていた。

　議会で仕事をしている中年の男性はイベント会場を通ると、学習者が迫害の実態を伝えるのを見てとても喜んでいた。彼は静かに立って学習者が煉功音楽に合わせて煉功動作を実演しているのを見たり、学習者が微笑んで往来する人々に法輪功の迫害の実態を伝えているのも見ていた。彼は立ち去る時に、自分の親指を立てて学習者に向かって大声で「気骨のある人たち、頑張ってください！」と叫んだ。