【明慧日本2020年8月13日】「中国共産党は法輪功への迫害を21年間も続けているのです。こんなに長い間続いているとは、本当に信じられないことです。この独裁政府が、誹謗中傷、欺き、真実を隠ぺいするなどの手段を用い、中国人を迫害している事実が今やっとわかるようになりました。『生体臓器狩り』という驚くべき行為は、誰も受け入れられないのです。もちろん、今なお蔓延している中共ウイルスもその根源にあるのは中国政府です」。そう語ったのは、あるスウェーデン人の女性である。
スウェーデンの法輪功学習者(以下、学習者)は7月28日、ストックホルムの国会プラザの近くにあるコイン広場で活動を行い、市民に法輪大法の素晴らしさを紹介するとともに、中国共産党(以下、中共)による21年間にわたる残忍な迫害の実態を伝えた。この活動は地元の市民に注目され、多くの市民が署名し、迫害停止を呼び掛ける活動を支持した。
コイン広場で活動を行い、中共による21年間にもおよぶ迫害の実態を伝える学習者 |
迫害の実態を理解した市民は、署名をして法輪功を支持した |
法輪功迫害の事態について説明を聞く市民 |
中国の元国家主席・江沢民が嫉妬心により、1999年7月20日に法輪功への迫害を開始し、今日まで続いている。学習者たちは平和的に、理性的に社会の各階層に迫害の実態を伝え、中共による法輪功への誹謗中傷や、「生体臓器狩り」について真実を伝えた。徐々に真実を理解する人がますます多くなり、中共を非難し、正義を現す法輪功を支持すると述べた。
活動当日、パネルを設置するとすぐ、冒頭に出てきたスウェーデン人の女性と夫、子供がパネルの前に立ち、静かに読み始めた。男性は女性を指しながら、学習者に「彼女は私の妻です。ストックホルムの病院で働いています。コロナウイルス感染症対策科です」と言った。中共がウイルスの実態を隠ぺいしたことにより、社会に大きなダメージを与えたため、女性は腹を立てているという。学習者としばらく話し、状況を理解した女性は「真実を伝えてくれてありがとう。これらの内容は私たちにとって非常に大事です」と言った。署名用の陳情書を読み、夫婦2人とも署名した。さらに、中共の暴行を阻止すべき、法輪功を支持すべきとの意志を表した。
また、ある男性は学習者が伝えた迫害状況は全て真実だと信じ、法輪功を支持することを明らにした。しかし、スウェーデン政府は経済的利益しか考えず、中共による人権侵害には無関心なので、男性は署名しても無駄だと考えた。
学習者は男性に、署名することはとても大事で、真相を世の人に伝えなければ、国際社会の善良な市民に支持してもらえないだけでなく、中共の人権侵害はさらにひどくなるだろうと伝えた。また、連合声明の発起人であるスウェーデンの国会議員アンソフィー・アルム氏が「私たちは21年にわたる残忍な迫害を阻止するために、必ず連携し合い、協力すべきです。この連合声明の活動は続けていくべきであり、これから議会はこの件に関して検討会を行なうつもりです。将来、より多くの人がきっと正義を選ぶでしょう」と述べたことも伝えた。
ある若い女性は、学習者が述べたことはとても理にかなっていると話し、「今日、全てのパネル資料を見ました。法輪功に関して新たに認識できました。本当に嬉しいです」と学習者に言った。また、中共ウイルスが全世界で蔓延しているため、中共の卑劣さをより深く認識し、喜んで署名した。さらに女性は、より多くの国会議員が立ち上がり、「生体臓器狩り」を阻止するために声をあげるべきで、利益だけを考え、道徳と倫理を捨てるようなことがあってはならないとスウェーデン政府に呼びかけると話した。