文/中国の大法弟子
【明慧日本2020年8月15日】私は1996年から修煉を始めた80代の大法弟子です。
一、師父は夫を救ってくださった
今年の2月2日、家族と一緒にテレビを見ていました。疫病が拡大する中、人々は皆マスクをしていて、びくびくしている様子が写っているのを見て、私はとても焦りました。「この災難をもたらしたのは、政府が情報を隠蔽し、社会の道徳が堕落したからですよ」と言うと、政府の宣伝を信じている夫に反発されました。
夫は隣のもう一軒の家で寝起きしています。翌朝、10時頃になっても、まだこちらに来ていないため、私は少し心配しました。「80代になった夫に何かあったら困る、向こうに見に行こう」と思ったところに夫が入って来ました。
夫は嘔吐していました。「体が痛い、頭が痛い、下痢をして、息が苦しい、体がだるい」と言いました。体温を測ってみたら、38度5分でした。家族は皆とても心配して、早く病院に送ろうと思いました。というのは、もう少しで街が封鎖され、マンションも封鎖されるかもしれないという噂が広まっていたからです。
クリニックの診察時間はまだですが、どうすればいいでしょうか? 大法が必ず救ってくださると分かっている私は、とても落ち着いていました。私は夫に、「早く『法輪大法は素晴らしい、真・善・忍は素晴らしい』と念じましょう」と言い、夫に薬を飲ませ、マスクを付けさせ、寝かせ、そして『轉法輪』を読んであげました。
読んでいるうちに、夫は眠りました。目が覚めてから、もう一度体温を測ってみると、37度5分に下がっていました。翌日、夫は体温が正常になり、体はまだだるいと言いましたが、3日目になると、体調は完全に回復し、ご飯も普通に食べられるようになりました。
この事を通して、家族は大法のことをより信じるようになり、家族全員は命を救ってくださった師父に心から感謝しました。
二、封鎖を突破して人を救う
夫が倒れる前、出かけて迫害の実態を伝えようとしたら、家族は皆私を止めました。家族は大法の素晴らしさを知っていますが、しかし、感染症が拡散する中、皆は私の事を心配して、外に出させませんでした。夫の病気が治ってから、家族はもう私の事を構わなくなりました。
全国各地で、町や、村や、住宅地が封鎖されましたが、大法弟子が人を救う心は封鎖されることはありませんでした。遠くへ行けなければ、私達は近くのマンションで大法を紹介する小冊子を配りました。今まで、人に直接に真相を伝える事の出来ない同修でも、今、勇気を出して直接人に迫害の実態を伝え、三退を勧めることにしました。そして、多くの人々は真相を受け入れて、三退をしました。
通行人が少ないため、私はタクシーに乗り込んで、タクシー運転手に法輪功迫害の実態を伝えました。人を救うため、用事がなくてもタクシーに乗りました。少しタクシー代を払っても構わない、人さえ救うことができれば私は心から嬉しく思いました。三退を勧めれば、ほとんどのタクシー運転手は退きました。監視カメラがあっても怖くなく、師父のご加護があるから、すべて無事でした。
その後、街に出る人が多くなり、店も営業を始めました。そこで、私は店に入って、「私はこの店の常連客です。今疫病の感染がひどいですが、災難を乗り越える最も良い方法を教えましょう。誠心誠意に『法輪大法は素晴らしい、真・善・忍は素晴らしい』と念じ、三退をすれば、平安を守ることができます」と言うと、相手は「青年団に入っていました。退きます」と言いました。
野菜を売っている人に、「感染症が広がる中、危険を冒して商売をする皆さんも大変ですね。共産党の党、団、隊に入りましたか?」と聞くと、「少年先鋒隊に入っていました」と答え、「中国共産党が人々に無神論を注ぎ込んだ結果、災難をもたらしました。三退をすれば、彼らの仲間ではなくなり、神佛からご加護を頂けます。『法輪大法は素晴らしい、真・善・忍は素晴らしい』と念じれば、疫病はあなたから遠ざかり、平安を守ることができます」と言うと、相手は「退きます」と言いました。
異なる人に異なる方法で迫害の実態を伝えました。野菜を販売する人、道を尋ねる人、掃除する人、不用品回収をする人、出稼ぎの人、バイクに乗っている人、学校に行く人、警備員、スーパーの店員等、私は様々な方法で彼らに話しかけて、人を救いました。
毎日出かけて真相を伝えると、よく「お歳は?」と聞かれました。誰でも私が80代だと信じませんでした。大法を修煉する前、私は病弱で一日も薬を放せませんでしたが、大法を修煉してから、師父は私を救ってくださいました。中共に迫害されてからの20年間、私が無事にきょうまで歩んで来られたのは、師父の慈悲なるご加持とご加護のおかげです。師父の御恩に心から感謝いたします。