【明慧日本2020年9月7日】フランスのコロナ対策は依然として緩和されていない。しかし8月2日午後のパリの人権広場には、多くの人々が集まっていた。法輪功学習者(以下、学習者)がここで法輪功への迫害の実態を伝えており、往来する人々はつい足を止め、迫害の実態を説明する展示パネルや学習者の功法の実演に見入っていた。そして多くの人々が進んで「法輪功への迫害停止」や「学習者の臓器の強制的な摘出停止」を求めて署名した。
法輪功は中国の伝統的な修煉大法で、中国から世界中に伝わり、一億以上の人々の道徳を回復させ、身体の健康改善に大きな効果をもたらした。しかし1999年7月20日(7.20)から中国共産党(以下、中共)の江沢民のグループが、法輪功に対する狂気じみた迫害を開始した。今日では世界中で法輪功の修煉をしている人々が増えているが、中国政府だけは残酷に迫害している。全世界の学習者は修煉を堅持することに加え、世界の人々に中国で起きている法輪功への非人道的な迫害の真相を伝えている。
フランスで有名なパリの人権広場では毎週日曜日、学習者が法輪功への迫害の実態を伝えている。
法輪功への迫害停止に署名して支持する観光客 |
立ち止まってパネルを見たり学習者と話し合う人々 |
毎週日曜日、学習者は人権広場で集団煉功し、迫害の真相を伝えている |
何人かの中国人は立ち止まって法輪功への迫害の実態を説明するパネルを見たり、進んで学習者に質問したりしていた。穏やかに話し合い、以前に加入していた共産主義青年団と少年先鋒隊から脱退した(三退)人もいた。こうした中国人はみな喜んで『共産党についての九つの論評』や、法輪功を紹介するチラシ、中共による学習者に対する生体臓器狩りという犯罪の説明資料を持ち帰った。
法輪功への迫害の実態を理解して三退した中国人観光客 |
法輪功への迫害の実態について説明を受ける中国人観光客 |
フランス北部のルーアン市アルストム社に勤務するサイードさんは、学習者の功法の実演と展示パネルを見た後、学習者と真剣に話し合った。彼は「私は、迫害された中国の人々を支援するために署名します」と述べ、中共が生きたままの学習者から臓器を摘出して売買していると知り驚愕し「とても恐ろしくて吐き気がします。こんな事が今後も続いていくことは絶対に許さない」と言った。また「あの人たち(臓器を強制摘出された人々)には抗う術がなかったのでしょう。もし(中共が)ヨーロッパ諸国もなす術がないと思えば、彼ら(訳注:中共)はこれからもやりたい放題のままです」とし、さらに学習者はパリだけでなくフランスの他の大都市にも迫害の実態を伝えに赴き、もっと多くのフランス人にこの事を知らせなければならないと語った。そして「ほかの大都市の人々も必ずあなた方を支持し、もっと多くの人々が署名するはずです」と付け加えた。
ブルガリア出身のショポバ・フィダンカさんは、展示パネルの側で真剣に学習者と迫害の実態について話し合った後、進んで署名した。彼女は「こんな恐ろしい事を止められるように、せめて私は署名します」と言った。彼女は、ブルガリアにも独裁的指導者がいたと語った。人々、特に若い人たちが海外で学び、働き、そして得たものを持ち帰ることを繰り返し、十数年にもわたる戦いの後にようやく改善したのだという。しかし、中国の独裁者が学習者の臓器を強制摘出している問題に驚愕した彼女は「中国の人々にも戦い続けてほしい。そうすれば状況は改善するかもしれません」と言った。
ブルガリア出身のショポバ・フィダンカさん |
パリ在住のある男性は4式の功法を学び、来週また学びに来ると言った。
真剣に4式の功法を学んだパリ在住の男性 |