　【明慧日本2020年9月27日】（香港＝明慧記者・黄宇生）ニューヨークに本社があり、法輪大法書籍と映像を専門に販売する「天梯書店」が9月19日、香港尖沙咀の繁華街で香港支店をオープンした。有名な歌手・阮民安さん（ユエン・マン・オン）をはじめ、レストランの経営者、多くの市民が、お祝いにかけつけ、法輪功の創始者・李洪志先生に中秋の名月の祝賀を贈った。

9月19日「天梯書店」で、歌手・阮民安さん（左2）、フュージョンレストラン経営者・李俊承さん（左）、料理長・談志遠さん（右）、「天梯書店」責任者・梁珍さん（右2）

「天梯書店」のオープンの祝いにかけつけた市民

　香港市民は積極的に法輪功を理解する

　「『天梯書店』は乱世の中でオアシスの雰囲気を作り出しています」と、香港法輪大法佛学会会長であり、天梯書店の責任者・梁珍さんが話した。尖沙咀の繁華街を選んだのは、名の知れた「誠品書店」と同じ商業施設内にあり、観光客にも大法書籍をいつでも提供できるようにと考えた。梁さんは「天梯書店」は字の如く、香港人に「天に登る梯子」となることを願っていると話す。

　「香港版国家安全法が実施されてからも、香港の法輪功学習者（以下、学習者）は怯むことなく街頭で法輪功迫害の実態を伝え続け、『天が中共を滅ぼす』の横断幕を掲げており、香港市民に敬服されています。多くの市民が、法輪大法の書籍の内容に興味があり、『天梯書店』のオープンセレモニーにここに来たと思います」

　「香港の学習者は21年来、平和的に迫害制止活動を行ない法輪功の精神を人々に示しました。『天梯書店』のオープンは香港市民に法輪功について理解する機会を提供し、法輪功を知ると同時に法輪功の修煉を始めたい、という人々に良い環境を提供できます。特に中共ウイルス（武漢肺炎）と香港版国家安全法の恐怖に覆われる中で、人々は安らかで健康になれる良いものを探しています」

　「法輪大法は古からの修煉法であり、修煉を通して人の免疫力を高め、疾病の体への侵入を防ぎ、心身が浄化され健康になれます。書店の開業は大きな意義を持ち、人々の安らぎの助けになることを願っています」と梁さんは話した。

　オープニングであいさつ広東語で『洪吟』朗読

　香港の歌手・阮民安さんは「天梯書店」のオープニングセレモニーに出席し「香港人のためにこの書店を開業してくれたことに感謝します。法輪功のことについて、多く知ってもらい、中共の言いなりになってはなりません。書店で真相を理解でき、これはとても素晴らしい事です」とあいさつした。

　阮さんは、「香港の『香港逃亡犯条例改正』反対運動を通して、ますます多くの香港人が中共の虚言を見破り、法輪功に対しても、学習者が設立したメディアに対しても見方が変わりました。この節目での『天梯書店』の開業はとても良いタイミングであり、香港市民に法輪功を学ぶ機会を提供することができます」

　「『天梯書店』という店名は人々に安寧や安全感を与え、天国へ行くように感じさせます。すべての香港市民が天梯書店を訪れ、本を1冊購入して毎日10分でよいので、理解しながら本を読み、天梯書店への支持を送りましょう」と述べた。

　梁さんは法輪大法について、そして法輪大法書籍についての紹介を聞いた阮さんは、広東語で『洪吟二』にある「無題」の詩を朗読した。一緒に来た友人らは学習者と同様、大法に感謝し、強い信念を持っているという。

　レストラン経営者「天梯書店」の啓発を受け努力しなければならない

李俊承さん（右）、料理長・談志遠さん（左）

　フュージョンレストラン経営者・李俊承さんと料理長・談志遠さんは、歌手の阮民安さんと一緒に祝賀会に出席した。

　「『天梯』を表す意味は大いなる努力が必要です。素晴らしいところに行くわけですから、香港の現在の状況と合致しています」、「私は子どもの頃、繁華街の旺角で法輪功の真相を伝える拠点を見かけたことがあり、その時は学習者がとても可哀そうだと思い、内心では気が重く、恐れからどのように正面から理解すればいいか分かりませんでした。この機会に法輪功を詳しく多く理解するためにここに来ることが出来ます」と李さんは語った。

　料理長の談志遠さんは、「『天梯』とは、志や理想に向かって一歩一歩登って行くことで、未来が見えてくることを意味しています」と話した。

　談さんは「今までの香港人は法輪功について、正確な認識をもっていませんでした。『天梯書店』の開業で香港市民に法輪功を知る機会を提供することができます。『法輪功』という本もとても素晴らしく、人の内心まで教育することができます」と話した。

　中秋の名月が近づき、阮民安さん、李俊承さん、談志遠さんは、法輪功創始者の李洪志先生に中秋の名月の祝福と感謝を贈った。「李洪志先生が中秋の名月に楽しく、健康で過ごされることをお祈りします！」

法輪大法の書籍を購入した黄さん（左）

　長州島から訪れた香港市民の黄さんは、「あなた達の法輪功の信仰はとても素晴らしく、世界の国々で認められています。今日、来たのは感謝の気持ちを伝え、少しでも貢献できればと思いました」と語った。

　黄さんは、中共の法輪功への迫害についてよく知っている。学習者からの生体臓器収奪はとても残忍で悲しいという。黄さんは李洪志先生に中秋の名月の祝賀を贈り、「あなた達の修養はとてもいい、運動にもなり健康づくりにもなります」と話した。

　学習者の胡さんは、「中共が学習者とすべての人を弾圧している時、弾圧の前で『天梯書店』を開業し、修煉したい香港市民に良い環境を提供することができ、とても感動しています」と話した。

　学習者の梅さんは「天梯書店」に来るまでの不思議な出来事を話した。「私は天梯書店の祝賀会に向かう道中で、大雨が降り出して傘を差してもずぶ濡れになることが避けられない状況だったのです。私は心の中で『法輪大法は素晴らしい、真・善・忍は素晴らしい』を唱えながら、雨に濡れないで、きれいな姿で祝賀会に参加できるように師父にお願いしました。すると雨が徐々に弱まり、天梯書店がある尖沙咀（香港の繁華街）に着いて車から降りる時、雨はほぼ上がっていたのです」

　香港「天梯書店」オープニングセレモニー報道

ビデオダウンロード：（26.1MB）

　香港「天梯書店」関連情報

　営業時間：月曜日～土曜日午後2時から6時まで、（日曜日・祝日は休み）

　住所：香港九龍尖沙咀梳士巴利道3号星光行7階728A室

　電話：（852） 3102-0178、（852） 9557-2600（WhatsApp）

　ネットアドレス：https://TiantiBooks.org