　【明慧日本2020年9月29日】2020年7月29日正午、山東省曲阜市の法輪功学習者である孔令坡さんは、曲阜市董庄郷で法輪功迫害に関する資料を配布していた時、曲阜市小雪郷派出所に連行され、現在、泗水県斉河街道光明路の南首拘置所に拘束されている。

　7月29日午後、曲阜市610弁公室の杜善紅、孔祥国、孔浩は、不当に孔さんの自宅を家宅捜索し、大法に関する資料と家族が持っていた法輪功迫害の実態を書いた紙幣を押収し、妻を小雪郷派出所に連行した。

　派出所の警官は、孔さんの妻の携帯電話を見つけてることが出来ず、村の職員、陳桂東、王超を引き連れて再び孔さんの家に戻り、携帯電話がある場所を聞き出そうと息子の妻と孫を厳しく問い詰めた。彼らは息子の妻が生後数ヵ月の子供を抱えていたので、パトカーに10歳の孫を乗せて、携帯電話を見つけようと孔さんの次男の家に行った。可哀想なことに孫はまだ幼く、とても怯えていた。

　派出所では、警官の孔祥国と孔浩、曲阜市国内安全保衛部門(法輪功迫害の実行機関)の杜善宏と孔言が、孔さんの妻を否応なしに尋問した。しかし、孔さんの妻が捜査に協力しなかったため、泗水派出所で孔さんと一緒に監禁するぞと脅されたが、孔さんの妻はその日のうちに帰された。

　7月30日孔さんは不当に拘束され、8月7日不当に拘禁された。

　孔さんの妻と家族は、釈放を求めて曲阜市国家安全保衛部門に行ったが、警官の孔言と夏という者に「降伏しろ」と脅された。孔さんの妻は「私達は何の違法なことをしていないのに、どうして降伏するのですか？」と聞いた。夏と名乗る警官は、再び孔さんの妻に「この事が済んだら、あなたを片付けるから待っていなさい」と脅かした。そして、門番に孔さんの妻を二度と入れないように手配した。

　家族は孔さんの現状を何も知らず、泗水留置所や曲阜市の陳情局を訪れたが、彼らは誰も対応してくれなかったという。家族は孔さんの状況を非常に心配している。