【明慧日本2020年10月5日】遼寧省営口市の法輪功学習者・任秀蘭さん(70代)は、2020年3月7日、営口市国内安全保衛部門(法輪功迫害の実行機関)の警官らにより連行されて罪に陥れられ、8月4日に営口駅前裁判所により不当に懲役3年6カ月の実刑判決を言い渡された。
任秀蘭さん |
営口市鮁魚圏区に在住の任秀蘭さんは、1996年4月に法輪功を学び始めた。法輪功を修煉する前には深刻な骨増殖症にかかって非常に苦しみ、あちこちで治療をしたが、あまり効果がなかった。修煉した後、健康になり、二十数年来注射を受けたり薬を飲んだりしたことがなく、病気がなくなり体は常に軽く感じていた。
1999年に、中国共産党による法輪功への迫害が始まったころ、任さんは労働教養を強いられたことがある。
2020年3月7日、任さんは自分の住んでいる団地で近隣住民らに法輪功迫害の実態を伝えていたところ、真相を理解できなかった呉姓という住民に通報されて現地の警官らに連行された。警官らは任さんから鍵を奪い、その鍵を持って任さん宅の家宅捜索を行い、大法書籍や資料、現金などの私物を押収した。任さんは営口市留置場に拘禁された。
同日、任さんの夫も連行され、留置場に拘禁されて1カ月以上迫害され、4月11日に解放された。
8月4日、営口留置場で、任さんは不当に開廷された。留置場の警官は、家族が住宅区の証明書と健康コード(健康保険証)を持っていないという理由で、家族と親戚の傍聴を許さなかった。弁護士は任さんの無罪を主張した
任さんは法廷で、自分が20年間身心共に健康である体験談を語った。また、 法輪大法のすばらしさを語り、その場にいた人たちに「法輪功は人に善を教え、国家と人民に百利あって害なし、何の犯罪にもならない」 と語った。
(注:法輪功学習者を迫害している主要な責任者らの情報は、中国語のページを参照)