文／中国の大法弟子

　【明慧日本2020年10月12日】刑務所や労働教養所などから正念で関を乗り越えて戻ってきた同修にせよ、心を偽って邪悪に妥協して戻ってきた同修にせよ、すべて系統的に洗脳迫害を受けたことがあります。刑務所のすべての内容は邪悪が系統的に按排したことです。これらの按排の中で、直接大法や師父を攻撃するならば、すぐに見分けることができ、ほぼすべての同修は正念で抵抗します。たとえ公に抵抗できなくても、頭の中で抵抗しています。

　しかし、直接大法や師父を攻撃することではなく、ある形に偽装して洗脳することがたくさんあります。例えば、いわゆる伝統文化を勉強するとか、養生知識の講座とか、さらに勝手に流したテレビ番組（直接大法への迫害と関係ない）などなど、これらはすべて邪悪の迫害システム中の内容です。これらの内容について、偽装があるので、同修たちは警戒を緩めやすいのです。特に刑務所などの環境で、同修達は苦痛に耐えても、人心がまだ残っており、強制的に洗脳されています。もしこの時、同修がすこし緩め、法理がはっきりしてない場合、いわゆる伝統文化の内容に頭が混乱し、信念が動揺し、さらに不二法門の問題を犯す可能性があります。通常の養生知識は常人の次元の物です。刑務所の中では煉功できず、巨大な圧力のため、多くの同修の体の状態が悪くなり、それらの養生知識を受け入れやすくなり、やむおえず、同修は多少その養生知識の通りに行います。また娯楽番組を、同修はさらに妨げられずスムーズに受け入れるようになります。修煉者は人心があるので、苦痛に耐える中で、娯楽番組を見て、少しリラックスしようという考えがすぐ現れ、その考えに従って、番組に惹きつけられ、しばらく苦痛を忘れることになります。しかしそもそも正常な煉功や学法の環境がないのに、娯楽番組が頭を占めて、法の力が緩み、自分への要求も緩めてしまいます。苦痛の中で、更に消極的になり、気持ちが落ち込み、邪悪の目的に達しました。もし刑務所の中ですでにこのような毒（養生知識とか、娯楽番組など）に害されたら、刑務所から出て、意識しないで、速やかにこのような毒素を取り除き、多めに学法をしなければ、その毒素によって生成した執着はさらに凶悪で自分を操ります。刑務所の中で、いろいろな要素に制限され、刑務所から出て、何と自由な環境だと思って、自分を緩めると、刑務所の中で生成した執着は隙に乗じられ、更に自分を制御できなくなります。刑務所の中にいた時、多くの同修は刑務所から出て必ずしっかり学法するとか、しっかり煉功するなどと思っていますが、しかし刑務所から出て、しっかり自分を制御しなければ逆の方向へ行ってしまいます。ですから、一部の同修は邪悪の酷刑に直面した時、不屈しないのですが、刑務所から出て、逆に修煉を緩めて、さらに躓いて失敗したこともあります。

　刑務所から戻ってきた同修は、必ず刑務所の中のことをしっかり認識する必要があります。私たちは伝統文化を排斥するのではなく、私たちは邪悪が迫害の環境の中で伝統文化を利用して、修煉者の思想を乱すことに反対します。彼らは伝統文化を利用して伝統文化を破壊しています。私たちは常人の養生に反対することではありません。人間として、特に伝統文化の思想がある人は、自分の欲望を制御することが分かって、どのように養生するかも分かっています。私たちは邪悪がこの方式を利用して、修煉者に強制的に転向させることに反対し、そして、邪悪がこのことを取り繕って、衆生を惑わすことに反対します。修煉者として、これらを求めることではありません。私たちは刑務所の中で、犯罪者に娯楽番組を提供することに反対はしませんが、しかし、刑務所は、私たちがいるべきところではないと、しっかり認識すべきです。邪悪はこのような方式を利用して、修煉者の思想を乱し、修煉者の意志をすり減らし、修煉者に修煉を緩めさせます。

　私たちは刑務所の中で、何がよいか、何が悪いのかと見分ける必要はありません。邪悪の要素があれば、必ず全面的に取り除かなければいけません。頭の中に強制的に注がれたものを全面的に取り除くと同時に、私たちは必ずしっかり学法し、そして、自分が邪悪に隙に乗じられた執着や、観念を探し出し、法に照らし合わせて向上すべきです。もし、体の調子が悪くなり、そして刑務所で注がれた養生のものが頭に浮かぶと、それらの物がすでに私たちの空間場の中で作用を果たしているということは明らかです。この時、私たちはしっかり学法をして、法に基づいて自分を正し、また多めに煉功し、迫害によって傷ついた心身を一日も早く取り戻すべきです。そうすることにより、大法弟子がやるべきことを行うことが出来ると思います。