【明慧日本2020年10月19日】ハルビン市の定年退職をした教師である賈田珍さん(70)は9月22日、ハルビン市の北京路派出所の警官によって自宅で連行された。
賈さんは、ジャムス市湯原第二中学校を退職した優秀な教師で、法輪功を修煉する前、賈さんは長年、学級担任と学年主任を務めていた。賈さんはリンパ管結核や心臓病、胃の病気に悩まされていた。彼女の月給は数百元だったが、医療費は数千元に上った。そのため、イライラしやすく短気になることが多く、家庭内に軋轢が生じていた。
1995年に法輪功を学んでから、賈さんはは楽観的で心優しい、寛容で心の広い人に生まれ変わった。家庭ではよく義母の世話をして、学校では名声や利益を気にしない良い人だと周りに認められていた。
今年3月2日、賈さんはハルビンの北京路派出所の警官に連行され、家宅捜索をされた。しかし、コロナウイルスが流行したため、賈さんは釈放されたが、その後、派出所の警官は絶えず賈さんの家に行って騒ぎ立て、電話での嫌がらせを繰り返し、信仰を放棄させた。
9月22日、賈さんは北京路派出所の警官に自宅から強制的に連行され、松北公安局の国内安全保衛部門(法輪功迫害の実行機関)に移送されたが、まだ自宅に戻ってきていない。