米国大統領選についての交流と発正念の提議
■ 印刷版
 

文/台湾の大法弟子

 【明慧日本2020年11月11日】アメリカ大統領選挙が開票された日、私の心は投票状況が公表されるにつれて少し揺れていました。勤務時間だったので、仕事をしながらたまに投票所の開票を覗いたりして、同時になるべく修煉者の平穏な精神状態を維持しようとしていました。その日の午後には、残りの揺れる州のほとんどはトランプ氏が優位を保っていたので、ニュースのページを閉じて、安心して他のことをしていました。

 翌朝目が覚めると、風向きが変わり、左翼陣営(背後に共産主義の悪霊がコントロール)が、郵送投票、不正投票、問題のある集計ソフト、偽り集計などの不正手段を使って選挙を逆転させ、トランプ氏の票数を追い抜き、いくつかの揺れる州を連続して失いました。現在、トランプ陣営は複数の州で新たな集計を提案し、合法的で公正な大統領選挙を守るための法廷闘争に乗り出しています。

 このような現状を踏まえて、多くの同修の交流は、トランプ氏に依頼する心を含めて、常人の心を取り除くことを重点におき、旧勢力がこれらの常人の心を口実にして隙きに乗じられないように心がけています。もちろんこれも大事なことです。 しかし、法を正す時期の大法弟子である私たちは、個人修煉をしっかりする以外、師が法を正すことを手伝う視点からいかに認識するかも、非常に重要なことであると思います。

 交流の中で、左派も右派も救われるべき衆生であり、皆が救われるべきで、なぜこんなに左派に反感を持っているのか、という認識もあります。同修よ、そうではありません。九評編集部の『悪魔が世界を統治している』から分かるように、左翼は社会主義の政策を遂行し、神が定めた西洋キリスト文明を破壊し「政治の正しさ」の名目の下で善悪を倒錯(とうさく:逆になる、または逆にする、ひっくり返ること、ひっくり返すこと)させ、アメリカの異見者を弾圧し、略奪などの破壊行為を発起し、西洋の文化革命を引き起こしたことがわかります。 また、左翼陣営は教育やメディアを支配しており、本当に欧米社会を「支配」しています。

 今回の選挙では、米国の複数の大手テクノロジー会社と「主流」メディアが、一辺倒のように左翼陣営を支持し、バイデン氏と中国共産党(以下、中共)との絡み、スキャンダルの報道を拒否したり、主要ソーシャルメディアでトランプ大統領の投稿をブロックしたり、右派ファングループやトランプ氏を支持するアカウントを削除したりしています。これらのテック企業やメディアは全世界に影響を与えており、中共と権力と金の取引や利害の結託をし、まさに共産邪霊が欧米社会で内外呼応して、混沌とした状況を作り出しているのです。

 師父はこのように説かれています。「しかし正真正銘の佛は宇宙の保護者であり、宇宙の全ての正の要素に責任を負うのです」 [1]。個人的な理解ですが、今回のアメリカの選挙の状況は、邪悪の勢力が終焉を迎える前の大きな反発であり、彼らは本気で世界中の人々を滅ぼそうとしています。未来の新宇宙の偉大な神で、法を正す時期の大法弟子としての私たちは、宇宙を守り、邪悪を根絶し、全力で正念を発し、しっかりと主役を演じ、法を正す最後の瞬間に正の要素が地球を主導するよう、衆生が邪悪にコントロールされないよう、最大限に衆生を救わなければなりません。

 また、このような状況は、大法弟子が師父と法を信じるかどうかに対しての試練でもあると個人的に理解しています。バイデン陣営がメディアを通じて勝選を発表し、表面上では非常に危険な状況に見えている今、最終的には「神に選ばれた者が勝つ」という確固たる信念があるのでしょうか。奇跡が起こると確信していますか? これも信じるか信じないかの問題ではありませんか?

 人の心は動じませんが、神の念は行動しなければなりません! ここで、海外の大法弟子がこの混沌状態に対して強い正念を発するよう提案したいと思います。

 注:
 [1]  李洪志師父の著作:『導航』「米国西部法会での説法」

 後書き:ソーシャルメディア上で、個人的な汚点を残さないように、不正行為者への祝辞などを認めず「厳粛な声明」を発表している同修がいます。常人の政府は大法弟子を代表するものではないので、声明をする必要がありますか? これはあまりにも過激かもしれません。一般の常人は理解できないので、常人をさらに押しのけてしまうのではありませんか。私たち大法弟子は、普通の社会で修煉しているので、他人から見れば、理智を失うようなことはすべきではないのです。それは衆生を救い済度に困難をもたらします。

 
(中国語:https://www.minghui.org/mh/articles/2020/11/9/414840.html)
 
関連文章