【明慧日本2020年11月12日】山東省聊城市開発区の法輪功学習者・劉慶良さん(46歳男性)は5月8日、徳州市斉河県公安局の国内安全保衛部門(法輪功迫害の実行機関。以下、国保)の警官に身柄を拘束された。10月28日、斉河県裁判所にオンラインで開廷され、懲役3年の不当な判決を宣告された。
劉さんは聊城市東阿県の出身である。法輪功の教えである「真・善・忍」に従い、より良い人になることを目指している。1999年7.20、中国共産党(以下、中共)による法輪功への迫害が始まって以来、劉さんは3年の労働教養処分を科され、懲役12年の不当な判決を宣告をされた。
2000年、劉さんは聊城市東阿県公安局の警官に身柄を拘束された。国安(国家安全部=情報機関)の課長・龐延安にゴム棒で殴られた結果、重傷を負い、歩けなくなった。警官・史延坤にも靴で頭部を打たれた。その後、劉さんは3年の労働教養処分に科された。
中共による拷問のイメージ図:殴打 |
2008年7月6日、劉さんは浙江省余姚市で地元の私服警官に身柄を拘束され、余姚留置場で拘禁された。その期間、残酷な拷問を受けた。2009年6月2日、余姚市裁判所は劉さんに懲役12年の不当な判決を言い渡し、浙江省第四刑務所で迫害した。
2018年11月から2019年8月、学習者・張立萍さん、姜玉芹さん、賈兆民さんらは徳州市斉河県の法曹機関によって罪に陥れられ、不当な判決を宣告された。また、賈兆徳さん、董娟さんは不当に開廷された。劉さんは斉河県公安局の国保の警官に法輪功の資料を郵送し、追跡されて身柄を拘束された。
2020年5月8日、斉河県国保の警官は王湯村に在住する劉さんの同級生の自宅に行き、劉さんを連行したうえ、貸家の家財を押収した。翌日、劉さんは徳州市留置場に移送された。
10月28日、劉さんは斉河県裁判所にオンラインで開廷されたが、家族は傍聴できず、弁護士だけが隔離されて弁護した。劉さんは懲役3年の不当な判決を宣告された。
(注:法輪功学習者を迫害している主要な責任者らの情報は、中国語のページを参照)