善と悪の戦い中で、大法弟子は個人修煉しているわけではない
■ 印刷版
 

文/黒竜江省の大法弟子  

 【明慧日本2020年11月13日】明慧編集部の記事全文を読んでからは、自分の方向性がより明確になり、決意が固まりました。大法弟子は個人的な修煉ではなく、法を正すことに結びついており、傍観者のような心理状態で見ているわけにはいきません。

 師父は「例えば殺人や放火に遭ってもあなたが関わらないのなら、わたしに言わせると、それはあなたの心性が良くないことです。つまり、あなたはどのようにこれらの問題を見るかのことです」 [1]と説かれました。

 それは今、私たちの世界を支配している悪魔であり、虚しく全人類の滅亡を望んでおり、善と悪の戦いに直面している今、大法弟子は個人修煉の観点から問題を見てはいけません。

 大法から「法を正す時期の大法弟子」という称号を与えられている以上、私たちは責任と使命を果たさなければなりません。法を正すことと自分との関係を正し、大法弟子としての役割を果たし、善悪の戦いに積極的に参加しなければなりません。それは、全人類を滅亡しようとする旧勢力を粛清し、強大な正念を発しましょう。

 師父は「法を正しているから、今のこの各段階は将来の異なる歴史時期の異なる状況下に残しておくための、試金石であり試練なのです。それは宇宙の歴史に残しておく偉大な法です。個人の修煉として言えば、皆さんは既に修煉の過程を歩んできました。皆さんは大法のために確立された生命であり、最終段階の道は皆さん各自の先天の最高位置に向かって昇華していくのです。大法弟子の寛大な度量は全てを忍耐できますが、将来、異なる歴史に異なることが現れてきます。この宇宙大法は、異なる時期の異なる次元の衆生のために異なる時期・次元に問題が現れた時の比較対照を残し、生命のために異なる歴史時期に現れる各種の情況への対処法を残します。つまり今日現れた各種の問題は、皆、歴史のために残した参照事例となります。その現れ方は複雑で、何の順序もないように見えますが、実は非常に順序よく組み立てられています。つまり歴史の上で将来、異なる時期に問題が現れた時の対処法を残したのです。もし、邪悪が既に救いようがないところまできてしまったら、どのように邪悪に対処するかということは、個人の修煉の問題ではなく、宇宙の法を守ることなのです。だからこそ、必要な時に異なる次元における異なる能力を用いてそれを根絶することができるのです」 [2]と説かれました。

 私たちは正の要素に責任を持ち、修め遂げてきた神の面を持ち出して、師を助け法を正すことが私たちの使命です。上記は、現在の個人の修煉状況から悟ったものです。

 注:
 [1] 李洪志師父の著作:『轉法輪法解』
 [2] 李洪志師父の著作:『導航』「二〇〇一年カナダ法会での説法」

 
(中国語:https://www.minghui.org/mh/articles/2020/11/10/414841.html)
 
関連文章