生命の「選択」
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 【明慧日本2020年11月16日】師父の新経文『大統領選』が11月8日発表されました。最初これを見た時、私はこの「大統領選」はただの米国の大統領選であり、人類の一種の社会活動で、民主国家の選挙制度の形式であると理解しました。しかし、この師父の経文のタイトル『大統領選』という言葉に、より深い理解がありました。

 私は、現在のこの米国大統領選は正義と罪悪の戦いであり、人類の未来に関わっていることを認識しました。表面上は米国の大統領選挙ですが、実は今回の選挙の本質は伝統に戻るのか、伝統を破壊するのか、共産主義を望むのか、中国共産党(以下、中共)の悪政を望むのかということなのです。全世界が注目しており、その影響の大きさや及ぶ範囲の広さはこれまでありませんでした。数えきれない人々が、正義と罪悪、善と悪、良し悪しの間で自分の態度を明らかにする機会を与えられました。

 伝統に戻って、中共を解体したい神に選ばれたトランプを支持するのか、それとも伝統を破壊して米国や世界に中共の社会主義のものをやろうとしている反対側を支持するのでしょうか。それを知って、実際の言動でそれを支持している人たちは、実は自分の将来が残されるか、淘汰されるかという選択をしています。全世界の多くの人が関わっているので、地球規模で生命が自分の未来を選択する「大統領選」だと実感しています。

 師父の新経文を学んでいる際、以下の問題を悟りました

 一.今回の米国の大統領選挙の中で現れたいろいろな混乱現象は、紅魔が生き残りをかけた人間の表象です。しかし、魔が一尺高ければ、道は万丈高くなります。神と魔の戦い、正義と罪悪の戦いは人が理解できる言い方で、違う空間では師が法を正すことを手伝い、更なる高い空間の神が低い空間の魔を取り除くことは一念で一瞬の事です。最後の結果は既に定められているのです。なぜ今ここで紅魔が乱れることができるのかというと、神が紅魔を利用して、世間の衆生の本当の心の状態を見ようとして、これらの生命に将来の行くべき道を決めさせるためです。

 米国の選挙が完全に確定する前、一部の国や場所は、伝統を破壊して中共の社会主義を目指す側を祝賀しています。その中には予想外のものもあります。それは偶然ではなく、その混乱の中にこそ、その人の真の心が現れ、彼らの真の内なる道徳価値観が見え、利益と現実を重んじる彼らの本心が見えて来るのです。

 二.米国の大統領選で明らかになった様々な不正行為は、私たち修煉者に人間のあらゆる社会制度にしっかりとした認識を与えてくれるはずで、すなわち、あらゆる人間の制度も欠点があるということです。この乱世の中で、人心が悪くなった人間社会の中で、これらの欠点は非常に目立っており、悪魔や悪人に付け込まれやすいのです。どんな社会制度も末劫時期の衆生を救うことはできず、人心が良くなり道徳を高めた人だけが救われ、大法だけが人心を善にして、衆生を救うことができます。私たちは人間の社会制度への執着を手放さなければなりません。

 末劫の乱世の中で、人類文化を残すための歴史上の宗教はもはや人を救うことができず、現在宗教の中で神の奇跡が現れたのは、師父と大法は人が神を信じる一念があるから、彼らを助けたのです。

 師父と大法こそ真に衆生を救っており、大法弟子は師父が世間に按排された世人を救う唯一の希望なのです。

 三.この生命の「選択」の中で、良心を見つけて、正義を支持する人は正しい選択をして救われます。道徳が堕落し、利益を重んじ、良心をなくした人、善悪の概念がない人は間違った選択をすれば滅びる可能性が高いのです。

 これは大量の衆生の生死に関わる重要な瞬間であり、大法弟子はこの時自分が主役であることを忘れないで、師父が与えて下さった強大な正念を通じて、正義と善良を支持し、正の要素に責任を負います。衆生済度を妨害する全ての邪悪を解体し、そうすればより多くの衆生は正しい選択をして救われるのです。

 
(中国語:https://www.minghui.org/mh/articles/2020/11/10/414929.html)
 
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