違う角度から米大統領選を見る
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文/圓坤  

 【明慧日本2020年11月17日】この世界で起こる出来事に対する見方について、修煉者と常人とは根本的に違うはずです。まず、この世界で起こることは何ごとも偶然ではなく、大きな出来事です。多くのことは、神が物事の表われを用いて、人々にその中にある意味を暗示し、この方法を用いて人々を啓発し、目覚めさせ、ふるいにかけるものだということです。

 最近、世界をかき乱した大きな出来事であるアメリカの選挙は、明慧編集部の記事にもあるように、人間レベルでの善と悪の戦いだけでなく、神から人類への警告でもあることを私は実感しました。それは、人類文明の中で政治文明の最も重要な拠り所である米国が、どれだけ邪悪に侵されたかの度合いを象徴しているからです。

 邪霊が人類の道徳の崩壊を促しており、アメリカの選挙の場合は、邪霊は憚らずその陰謀とその崩壊した道徳のラインを平然と見せつけています。この宇宙が成住壊滅の過程で解体してしまったら、滅亡の最後の瞬間がやってきます。実際、トランプ大統領の再選はもう問題視していません。今回の選挙で、神は地球上の文明や正義が、紅魔にどこまで堕落させられ、どこまでめちゃくちゃにされているかを示してくださっているのだということを私は言いたいのです。

 2020年の年頭のコロナウイルスから年末の選挙まで、神は人々に示し、選択肢を与えてくださいました。どの国でもコロナウイルスが蔓延したのは中国共産党(以下、中共)と仲良くしたからです。今回の選挙では、海外でも多くの人に善悪が現れています。

 師父は『轉法輪』の中で、「物事は、極まれば必ず逆の方向へ転化します! 人類社会の先史時代の異なる周期における壊滅は、いずれも人類の道徳がきわめて退廃した時に起きたのです」[1]と説かれました。

 アメリカの選挙は、善と悪の戦いであるだけでなく、大きな変化の兆しが見えてきました。トランプ氏は善の側の代表であり、私たちは彼を支持し、正念を発して、彼を加持しなければなりませんが、しかし、私たちはどんな常人にも頼ってはならないのです。師父は大法弟子を率いて歴史を創造していかれるのですから、私たちは大法弟子の使命と能力を理解しなければなりません。

 
(中国語:http://www.minghui.org/mh/articles/2020/11/13/414972.html)
 
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