【明慧日本2020年11月29日】山東省寿光市の法輪功学習者・張克亮さんは11月11日午後1時ごろ、仕事で外出していた際に寿光市聖城派出所の警官4人により連行された。警官らは張さんのポケットから鍵を奪って張さんの家へ向かい、張さんの妻も連行しようとしたが、なかなかドアを開けられなかった。警官らは諦めず、当日午後1時過ぎから翌朝まで建物の廊下でずっと待ち伏せしていた。
翌日午前9時過ぎ、警官らは昇降機を使って5階の張さん家の窓を壊して室内に押し入り、家宅捜索を行い、張さんの妻・王中雲さんともう1人の親せき・範会麗さんを派出所に連行した。その後、範さんも家宅捜索をされた。
聖城派出所で、3人は指紋の押印、採血、写真撮影を強要された。王さんは警官らの無理な要求に従わなかったが、警官らに力強く指を掴まれて押印させられた。採血の時にも従わなかったため、警官に腕を掴まれ、採血用の針で何度も強く指を刺され、王さんは意識不明になって倒れた。警官は王さんが意識不明の間に採血をした。
範さんも採血に同意しなかったため、警官3人に床に抑えつけられ、もう1人の警官に腕を掴まれた。警官ら4人は範さんの指を引っ張って痛めつけた。床に抑えつけられていた範さんは痛くて大声で叫んだが暴行は続いた。範さんは指を4、5回刺されたが、出血はなかったため警官らはようやく諦めた。
13日午前、張さんと妻の王さんは解放された。範さんは採血時に足と腕を負傷して、歩行できず、片腕が上がらなくなったという。