【明慧日本2020年12月1日】(河北省=明慧記者)河北省滄州市に住む侯東亮さんは11月12日、家族と共に故郷の孟村郷に帰った。孟村郷四荘子村の書記・邢福宝は侯さんの父親に電話をかけ、侯さんとの面会を要求した。
同日の午後、村の書記・邢福宝、村長・邢萬州、会計士・邢萬海の3人が侯さんの家に来て、「孟村県公安局と孟村郷政府が法輪功についての会議を開いてた。あなたの家はもう誰も修煉していないと上司に話した。あなた達は保証書を書いてそれを上司に渡し、そして、あなた達は家で修煉していても誰にも分からない」と言った。
侯さんは、「私たちは修煉をやめないこと、真・善・忍を修煉しているので嘘がつけないことを上官に伝えてください。保証書も書きません」と言った。 村長らは「私達の仕事への協力と思って、一歩下がってくれれば、私達も上司に報告できる。 書かないと派出所に拘禁される」と言った 。侯さんは「信仰は生命のようなものであり、信仰の中の生命です。また、保証書を書かせることは、法的な規定や法的根拠はありますか? 罪を犯していない人を、勝手に拘禁するわけにはいかないでしょう」と述べた。 村書記らは「みんないい人だと分かっているが、俺達も上から圧力をかけられている 」と話した。
会話の最中、村の書記官はこっそり携帯電話で録画していたが、侯さんはそれに気付いて止め、携帯電話の動画を削除するように言った。
村の書記は上司に報告できないことを恐れて、役場の3人を呼んできた。 侯さんは丁寧に彼らを家に招き入れた。 町役場の職員が嫌がらせに消極的なのがよくわかる。侯さんはまず彼らの名前を聞いた。 そのうちの1人が、「なぜ名前を聞くのか?」と言い、 侯さんは、「あなたと話す前に、あなたが誰なのかを知る必要があります」と言った。彼らは孟村郷政府、主任の李丛笑、村役人の王志文、および張勇だと答えた。 彼らは比較的に丁寧に話した。
李丛笑は笑顔で言った。「私はこの制服を脱いでいたら、皆と同じ普通の人です。 『真、善、忍』が良くないとは誰も言えない。修煉をあきらめないのであれば、政治活動に参加しないことと法輪功のチラシを配布しないことの保証書を書いてくれれば、それでいいよ。私たちは共産党の社会に暮らし、党から何もかも与えられたから」。侯さんは、「私が都市で多額のお金を費やした家は、共産党から与えられたものですか? 私が一所懸命稼いだ月給も共産党から与えられたものですか? 『天安門の焼身自殺』は詐欺であり、法輪功は迫害されています。私は法律に違反していません。あなた達が書かせようとした保証書には法的根拠がなく、私は絶対に書きません。これはあなた達の仕事であり、あなた達も大変であることを私は知っていますが、でも私は協力しません。 村の幹部はみんなそこにいます。彼らに聞けば良いですし、あるいは自来村の7つの村で、私達家族について尋ねることができます。 何か悪いことをしましたか? 」と言った。
20分ほど話した後、町の役人達は帰ろうとし、 侯さん一家は礼儀正しく彼らを門の外まで送った。
彼らが去った後、村の幹部は町の役人がここに来たという声明を書くようにと言い、またはそれに署名と指紋を求められた。 侯さん家族はそれを拒否した。 明らかに、村の幹部は中共上級各部門から、圧力をかけられていた。
(注:法輪功学習者を迫害している主要な責任者らの情報は、中国語のページを参照)