敵を軽く見てはいけない
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文/中国の大法弟子  

 【明慧日本2020年12月6日】アメリカ大統領選以来、ずっと正念を発してきましたが、昨日は心の中で「これだけ正念を発してきたのだから、トランプ氏が勝つことは可能でしょう、今の状況はどうなっているだろうか?」と思ったことがありました。夜、私は夢を見ました。広い川辺で、2つのグループが激しく戦っています。その時、私の隣のベンチには数人の人が座って、この人たちの戦いを見ていました。

 夢から覚めた時「何故、そんなに川辺のことが気になるのか? つまり、現在の情報を探りたいのか?」と私は気づきました。この情報を探りたいという念があったため、修煉に集中できなくなりました。「トランプ氏が必ず勝ちますから、そんなに苦労しなくても、緊張しなくてもいい」と思って、選挙に注意を払わない人もいるのではないでしょうか。私が知っている限りでは、修煉者の中には、少ない回数、短い時間で正念を発している人もいれば、または「正念を発することは、法を学び、人々を救うために外に出かけることを遅らせるので出来ない」と言っている人もいます。法を学ぶことも、人々に法輪功迫害の実態を伝えるために出かけることも、どちらも大切なことだと思います。同時に、このアメリカの選挙に向けての正念を発することも同じく重要です。想像してみてください。もしアメリカから紅魔が追い出され、中国共産党を包囲討伐(ほういとうばつ)する力が拡大し続けたら、世界中のどれだけの人が救われるでしょうか? これは小さなことではありません。

 正念を発する最初の頃、私は邪悪の実力を過小評価しました。私はアメリカがそのくらいの大きさしかないでしょう。世界の大法弟子からアメリカへの圧倒的な正念を発したら、どれだけの邪悪も取り除かれていたでしょう。しかし、夢をみて気づかされたことは、そう単純なことではありません。このアメリカの選挙での善と悪の間の戦争は、アメリカで顕在化して、実際には旧勢力の要因を消滅させるために、地上での法は人間を正すことの前奏曲であり、旧勢力は引き下がることができますか? 戦うために彼らは持てる限りをつくしていくでしょう。他の空間の戦争は夢で見たようなもので、熾烈な戦いで見分けがつかないのです。私たちは三日坊主になってはいけません、今はトランプが優勢だとしても、それは旧勢力が私たちを惑わしている偽りの現象かもしれません。目的は私たちを怠け者にし、一旦私たちが怠けると、結果は悲惨なものになるかもしれません。はっきり言って、トランプ氏の選挙勝利の根っ子は私たちの中にあり、正念を発すると、低次元の虫やばい菌、その上は共産党の悪霊、高次元は旧勢力の黒い手などを取り除くことができます。

 いずれにしても、これは師父が大法弟子に旧勢力の悪の要素を一掃させ、師父が大法弟子に知恵と威徳を樹立させる機会を与えてくださった戦いです。私たちは、数日も正念を発したのに、結果が出たはずだと思わないでください、私たちはこの過程を重視するだけで、結果を追求することではないのです。師父の経文『大統領選』を発表し、それはこの問題はそう単純ではないことを示しています。邪悪は簡単に取り除くことができないため、私たちは敵を軽く見てはいけません。

 友人(常人)はある予言を読んだことがあります。予言の中で、トランプ氏は最終的に選挙に勝ったのですが、しかし、このリスクの高い過程の中で、トランプ氏は多くの犠牲を払い、危険な状況に遭遇し、2つの暗殺の試みがありましたが、暗殺は失敗しました。予言が当たっているかどうかはともかく、常人はトランプ氏が当選したのがどれだけ大変だったか、曲折していたかを言うのだから、私たちはもっと真剣に受け止めて、時間があるときにはもっと正念を発するべきです、正念を発すれば発するほど悪が取り除かれて正義の力がますます大きくなります。私たちが甘く考えていると、悪も能力があるため、また、時間を長引かせて欲しいものを手に入れることができるのです。私たちは主人公であり、常人に期待せず、世界のどんな動きにも執着しないようにしましょう。私達はやるべきことをやり、その過程で多くのことを成し遂げることができるのです。

 個人的な体験なので、参考までに。

 
(中国語:https://www.minghui.org/mh/articles/2020/11/26/415599.html)
 
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