【明慧日本2020年12月11日】武漢市漢陽区の法輪功学習者・張兵さん、張紅さん、熊梁正さん、周小芬さん4人は、1年以上にわたって罪に陥られた後、2020年11月5日に裁判が行われ、現在、裁判の結果が宣告された。張兵さんに懲役6年罰金6千元(約9万6000円)、熊さんに懲役5年罰金5千元(約8万)、張紅さんに懲役3年罰金4千元(約6万4000円)、周さんに懲役2年9カ月罰金3千元(約4万8000円)という実刑判決を言い渡された。
2018年4月23日、4人は外で真相を伝えていた際に漢陽翠微派出所の警官らにより連行され、家宅捜索を受け、パソコン、プリンター、DVD及びDVDをコピーする機器を押収された。それまで4人はすでに警官らに秘密裏に尾行され、追跡され、監視されて数カ月以上も経っていたという。張紅さんと熊さん(80歳近く)は健康上の問題で裁判待ちになったが、張兵さんと周さんは武漢市第一留置場に拘禁されている。
張兵さんは60代の高齢者で、留置場で迫害を受けて血圧が220mmHgに上がった。張兵さんは翠微派出所と漢陽検察庁に電話をして医療保釈を求めたが「三書」を書いたら保釈の手続きを許可するが、逆に書かないと刑をかけると返事された。張さんは弁護士に任せた。弁護士は留置場へ張さんに会いに来たが、留置場側は厳寒にもかかわらず、張さんに「衣服を全部脱げば弁護士に会える」と言った。張さんは断固断った。弁護士の詰問の下で、留置場側はやっと張さんに1枚の服を着させて弁護士と面会させた。
2020年11月5日午前、漢陽裁判所は4人に対して開廷し、判決を下した。張紅さんと熊さんは身体の原因で最初は刑務所外での服役だったが、その後、実刑判決に変わった。
(注:法輪功学習者を迫害している主要な責任者らの情報は、中国語のページを参照)