文／中国の大法弟子

　【明慧日本2020年12月14日】師父は次のようにおっしゃいました。「正念を発する時にいつも口訣を念じているのではありません。一回念じればよいのです。それで作用が働くようになります。特殊な情況の場合、静かになることができず、もう一度正念を調整するのはしてもよいのです。しかし、それも一時的なことです。本当に静かになることができる時、その一念で十分天地を驚かし、できないことは一つもありません。すぐにあなたが覆っている範囲内の全てを定め、抑制してしまうかのようになります。あなたは一つの山のように、すぐにそれらを抑制することができます。考えがいつも落ち着いていなければ、それはいけません。落ち着いていなければこれをやり遂げることができません」[1]

　今のアメリカ大統領選挙は他空間での正邪の大戦に対応しています。師父が発表された新しい経文『大統領選』はこの正邪の大戦の重要さを表しました。宇宙の正の要素の守護者である大法弟子として、当然負うべき責任があります。今回のアメリカ大統領選挙は『封神演義』の最後の神と魔が戦う大戦だとたとえる同修もいます。

　『封神演義』の最後の戦いで、神々の様々な神通力と法力が現れ、各自の次元で力を合わせて天象の変化に尽くし、邪悪を消滅しました。

　我々は師父の弟子であり、師父と同行しています。師父は我々に神通力と邪悪を取り除く法力を与えてくださり、我々は師父から計り知れない加持と保護をいただいております。なのに、宇宙のゴミのような者がどうして創世主の全面的な按排を妨害することができるのでしょうか？　自由を象徴するアメリカの2020年大統領選挙で、左派たちは神聖であるべき選挙の中で偽装の不正行為をはたらき、独裁体制の社会主義国のように脅迫と暴力などの手段を駆使しています。これらを見て、中国人の私たちさえ驚きました。これは何が起こっているのでしょうか?　自由社会のアメリカがここまで中国共産党（以下、中共）に浸透されており、表面から見ると、主流社会の人々が利益に蝕まれたように見えますが、これは決して簡単な問題ではなく、他空間の共産邪霊が良くない生命を操り、世の人々を引き連れて神と佛に犯罪をさせ、それによって神と佛に見捨てられ、人々を少しずつ地獄に引っ張り落とすことになります。

　法を正す時期の大法弟子として、この歴史的な正邪の大戦に当たり、悪魔からできるだけ多くの人々を救い出し、法のために来ているこれらの生命が淘汰されないように力を尽くすべきです。師父には計り知れない慈悲と計り知れない法力があります。師父は弟子達に神通力と法力を与えてくださり、いかに邪悪を取り除き、いかに宇宙の正の要素を守る責任を果たすのかを教えてくださいました。明慧ネットで発表された「発正念の要領と世界で同時に発正念する時間（更新）」は、私たちに発正念を重視し、しっかり行うべきであることを教えて下さったと思います。

　私は明慧編集部の「発正念」に関する通知をもう一度読み、自ら存在する問題に気づきました。まずは明慧ネットが要求されたように、正確に5分間、自分自身をきれいにしていませんでした。時には全くきれいにせず、正時になるとすぐ座って発正念を始め、それに自己流に行うことが多く、表面的には発正念を重視しているように見えますが、実は「山を切り分ける」ほどの効果を発揮できませんでした。

　発正念の重要性と真剣さが分かった私は、自分自身に存在している問題に気づき、状態を調整して明慧編集部の要求通りに発正念を始めました。すると、不思議なことに、とても効果があり、本当に「身神合一（体と心が一つになり）」 [3]の素晴らしさを体験し、全身がエネルギーに包まれたように感じました。それから、真剣に発正念をするたびにこのような状態が現れました。

　私は自分の体験を書き出し、同修の皆さんと交流し、切磋琢磨させていただきます。自分の今の次元から、私は現在のアメリカ大統領選の進展状況が我々大法弟子の修煉状態と神通力を発揮する能力と関連があると思います。新唐人のニュース報道を通じて、今のトランプ陣営は邪霊に操られた左派からの妨害が大きいことが分かりました。自由国家のメディアとして、記者がトランプ大統領に繰り返し同じ問題を問い詰めるばかりで、大統領の回答も無視し、挑発的な手段でトランプ大統領の忍耐力をくじくように仕掛けました。しかし、トランプ大統領は無礼な記者に対しても穏やかな態度で何度も答えていました。この場面を見て、私はマスコミがこれほど左派に利用されている現実と、神に選ばれた人として、トランプ大統領が直面している妨害がいかに大きなものかを感じ取りました。

　我々は師父の弟子であり、この正邪の大戦の一員でもあります。明慧編集部の発正念に関する要求をもう一度よく理解し、真剣に発正念をして、私たちの神通力を障害なく十分に発揮し、邪霊を消滅しましょう。これを戦場とたとえると、司令部が敵に勝つ方法を教えたなら、戦士たちはその作戦法に無条件に従い、協力しなければなりません。そうであれば、明慧編集部の要求について、私たちはどのぐらい理解しているでしょうか？

　トランプ大統領は天意に従って行っているので、必ず当選に成功するのです。しかし、共産邪霊が人類を滅ぼすために存在している以上、宇宙の中で淘汰される対象に決まっているのですが、消滅される寸前までも世人を道連れにしようとしているのです。アメリカの大統領選が長引くほど世人に不利です。ですから、大法弟子として、他人に頼るのではなく、衆生を救うために、神通力を発揮して邪霊を取り除き、師父に従い、旧勢力による衆生を滅ぼす按排を徹底的に解体するために力を尽くすべきだと思います。

　次元に限られており正しくないところはご指摘をお願いします。

　注：
　[1] 李洪志師父の著作：『各地での説法三』「大ニューヨーク地区法会での説法」
　[2] 李洪志師父の著作：『各地での説法十一』「2010年ニューヨーク法会での説法」
　[3] 李洪志師父の著作：『大圓満法』「二、動作図解」