【明慧日本2020年12月15日】ドイツの 法輪功学習者(以下、学習者)たちは、11月7日 、ドイツ東部の有名な都市であるライプツィヒでの活動に参加した。学習者は腰太鼓チームに出演し、法輪功の素晴らしさを紹介するとともに、中国共産党(以下、中共)による21年にわたる法輪功迫害の実態や「生体臓器狩り」の悪行を伝えた。 学習者たちはドイツの市民に、中共は全世界に災難をもたらしており、中共から遠く離れ、悪魔の中共の解体を呼びかけた。
「迫害停止の呼びかけ陳情書」、「中共を解体する請願書」に署名する市民 |
ライプツィヒでの活動当日、それぞれの活動に参加した市民は数万人に達し、その中で一番大型の集会は、「水平思考」と言う活動であった。参加者は政府に、新型コロナウイルスを予防する施策は妥当ではなく、政府がドイツの基本法を踏みにじっていることに抗議した。駅や、市中心部での人の流れは多かった。
市中心部に設置した法輪功のブース |
法輪功を声援する市民たち |
学習者からなる腰太鼓チーム |
法輪功迫害の実態を聴く市民 |
平和陳情は善なる姿勢
腰太鼓チームは人々の注目を集めた。学習者たちが着用している鮮やかな衣装、瀟洒(しょうしゃ)な踊り、喜びの表情は多くの市民を引き付けた。ある市民は学習者と話し合い、法輪功を詳しく理解したいと言った。学習者は、なぜ中共が法輪功を弾圧するのか、「生体臓器狩り」とは一体何か、なぜ悪魔の中共を解体しなければならないのかについて回答した。法輪功の真・善・忍という原則は中共が唱える偽・悪・闘の理念と全く違うことが分かると直ぐに「迫害停止の呼びかけ陳情書」と「中共を解体する請願書」に署名した。
通りすがりの人が学習者の坐禅姿を見て、「なんと平和的な戦い方ですね。これこそ正なる、善なるエネルギーです」と言った。
ある女性学習者は、出会った人々の多くは法輪功に興味を持ち、迫害の実態を聴きたがった。その学習者は市民に、中共が全ての乱像をもたらした張本人であり、今現在世界で流行っている中共ウイルスは、中共の最初の隠蔽工作と、偽情報によるもので、ドイツは現在の封鎖により、多くの企業が倒産する可能性があることを懸念しているというと多くの人は同意した。
中共による法輪功への誹謗中傷を話すと、ある通行人は「我々も警戒しないと、直ぐにそのようになるだろう」と言った。
法輪功迫害の実態を聞いて、撹乱から平静に青年らが大きく変わった
学習者のタムさんは次のようなことを話した。最初、4人の若者がビールをもち、腰太鼓チームの出演中に、隣で悪戯をしたり、他の人の視線を遮断しようとした。タムさんは何回も止めたが、なかなか聞かないどころか喧嘩を売る仕草をした。
その後、タムさんがブースに戻ると、その中の1人の若者がついて来た。タムさんは若者に、法輪大法とは一体どういうものかを説明し、法輪大法の学習者は真・善・忍を修煉していること、そして中共による学習者への「生体臓器狩り」の暴行も伝えた。その若者は話が終わるまで真面目に聞き、その後、直ぐに「迫害停止の呼びかけ陳情書」と「中共を解体する請願書」に署名した。若者が立ち去る前、タムさんは「法輪大法は素晴らしい」と書いてある小さな蓮の折り紙をあげた。若者は、タムさんに新型コロナウイルスを怖がっているのかと聞き、タムさんは、怖くもなんともないと答えると感謝して抱き合った。
この若者が立ち去った後、若者は他の3人を連れて来た。彼らは法輪功の真相を聞いた後に署名し、折り紙の蓮の花をもらうと喜んで去って行った。
学習者の平和な戦いに感動した通行人
ドイツのライプツィヒ市は、東ドイツの市民が共産党政権を倒すことに、とても重要な役割を果たしていた。有名な「月曜デモ」はライプツィヒ市から発祥したとされている。ドイツが統一される前に、東ドイツの市民は毎週月曜日に平和陳情のパレードを行い、共産政権に抵抗した。その活動はますます激しくなり、結局ベルリンの壁を押し倒した。
ベトナム籍の学習者が通行人に、「月曜デモ」に参加した経歴を話した。学習者は法輪功への迫害を伝え、心に善なる念を持ち、恨みを取り除き、平和的方式で邪悪と戦い、元凶に法的裁きを受けさせるのは個人的執念だと人々に伝えた。学習者は、人々に中共の悪行を理解してもらい、「生体臓器狩り」、及び今世界中で蔓延しているコロナ禍は、中共がもたらしたものだと伝えた。
多くの通行人は学習者の話に心打たれた。ある男性は署名した後、グループでやってきた人たちに「彼はいい人です。いいことをやっています。署名してください」と言った。
機動隊の警官「法輪功はこのあたりではとても有名」
1日の活動の中で、学習者たちが紹介した法輪功の素晴らしさと平和と善良は、ライプツィヒの市民に深い印象を残した。極左のアンティファ(暴力的な秘密組織)と少数の極右勢力が面倒を引き起こすことを防止している機動隊の警官たちも、学習者の平和で善良な姿を目に留めた。
活動が終わり、学習者たちが車で物を運ぶ時、機動隊の警官に活動許可書を見せると、すぐ通らせた。そして「車で入ってもいいですよ。誰かに聞かれたら、法輪功の学習者だと言ってください。法輪功はこの辺りではとても有名です。みんな知っています」と言った。