【明慧日本2020年12月23日】(遼寧省=明慧記者)瀋陽市法庫県の法輪功学習者・陳岩さんは、3年間の冤罪を被り、出所した時には顔が黄色くなり、異常に痩せて無意識に手が震え、話す力もなく咳が激しく出ていた。帰宅してから1年後の2020年5月8日、陳さんは亡くなった。享年50歳。
陳さんは、1995年に黄疸性肝炎、ヘルニア、乳腺炎などの病気を患い、あちこちで治療しても治らなかった。人生の絶望の時、陳さんは試してみようという気持ちで法輪功を学び始め、健康が回復した。
1999年7月から、中国共産党による法輪功への迫害が始まった。12月下旬、登士堡派出所の警官が理由もなく陳さんを連行し、36日間拘禁した。それ以来、陳さんは度々嫌がらせを受け、平穏な生活ができなくなったため、放浪生活をした。
2013年6月27日、同じく法庫県登仕堡の法輪功学習者・王桂芝さんは親族の家に行く途中、法輪功の資料を配ったとの理由で、法庫県丁家房郷派出所の警官により連行された。同派出所の警官らは王さんの自宅を捜索した。その後、警官は資料の提供者は陳さんだと言い、陳さんの家へ行き、家宅捜索を行った。そのとき、陳さんは不在だったが、再び放浪生活を余儀なくされた。
2016年の旧正月に帰省した陳さんは、2月19日に法庫県丁家房郷派出所の十数人の警官らにより連行され、法庫県留置場に拘禁された。
同年6月16日、法庫県裁判所は陳さんに対して懲役3年の実刑判決を言い渡した。2017年1月20日、陳さんは瀋陽刑務所から本渓刑務所に移送され、拘禁中に迫害されて吐血した。
2019年に刑務所から帰宅した陳さんは、顔が黄色く異常に痩せており、話す力がなく咳が激しく出ていた。2020年5月8日に陳さんは亡くなった。