【明慧日本2021年1月6日】世界人権デーに際して、ドイツのハノーバーと周辺都市の法輪功学習者(以下、学習者)達は2020年12月12日にニッキー・ド・サンファルの歩行者天国の近くで情報デーのイベントを催し、中国共産党(以下、中共)による学習者への21年も続く残酷な迫害を暴き出した。 12月のドイツは厳しい寒さである。中共ウィルスの影響と防疫策のため、今回の活動で学習者はチラシを配ることはできなかった。歩行者天国にはたくさんの通行人が行き交い、学習者の煉功を立ち止まって見たり、机の上に並べているチラシを自ら手にとる人もおり、多くの人が展示パネルの前で立ち止まり、中共の学習者に対する迫害を理解した。また直接インフォメーションデスクまで行き「中共の法輪功学習者に対する生体臓器狩りに反対する」、「中共を解体する」の署名用紙に署名する人もいた。
インフォメーションデスク前で学習者と話し、迫害の実態を理解する |
残酷な法輪功迫害の実態を知り、署名して迫害制止を支持する |
学習者達が情報デーのテントを建てている時、警官がパトカーで、許可した通りに進めているかを見に来た。警官はパトカーから降りず、ちょっとインフォメーションデスクを見た後、友好的に「あなた達の成功と、多くの人の支持を獲得するのをお祈りします!」と言った。 通行人のバウアーズフェルドさんは、インフォメーションデスクの前に来てとても友好的に学習者と話し合っていた。すでに定年退職しているアレクサンダーさんはある商標を胸の前に掛けていた。上は赤色の字で「中共は必ず禁止されなければならない」、「香港の自由を返す」などの文字が書かれていた。 アレクサンダーさんは「私はかつて東ドイツの政治犯で、平和を追求する仕事に従事したため拘禁されました。もっと多くの人が自由を獲得し、特に中国で信仰と政治が原因で迫害された人たちが再度自由を獲得できるように願っています」、「中国の人権はこんなに酷く破壊されており、法輪功の学習者が迫害されたり、拘禁されたり甚だしきに至っては殺害されているのに、ドイツ政府と中国政府は良好な関係(訳注、経済的関係)を維持しています。私にとってこれは一つの醜聞です」と言った。また「中国で発生した強制的な生体臓器狩りは重大な犯罪で、国連とドイツ連邦政府はこの事を公開し、厳しく非難し追及すべきです」、「法輪功(学習者)に対する迫害は必ず終わらせなければなりません」 「ドイツ連邦政府は中国にはっきり知らせるべきです。これらの経済的な利益があっても、中国で人々が信仰のため迫害される事実を受け入れてはいけません。経済的な利益を人権の上に置くべきではありません」、「もし人が中国と良い経済関係を維持すべきだと感じて、人権を侵害する中共の犯罪に沈黙すれば、その人は共犯です」 「あなたのすべてが良くなることをお祈りします! 私達が再会できるよう望んでいます。そして共産党(政権)がなくなるよう期待しています」と言った。