文/中国の大法学员
【明慧日本2021年1月7日】私は大法の修煉者が調和のとれた家族関係を持つことに異論はありませんが、中国共産党が次から次へとテストを行う中で、一部の修煉者は妥協してサインをするように言われて言われるままにサインをしています。言い換えれば、肝心な時、彼は大法の説かれたことを聞いているのではなく、まだ共産党の言うことを聞いていて、「党の言うことなら何でもする」のでした。なぜ? 党の言うことを聞けば利益を得られるが、大法の説かれたことを聞けば利益を得られないので、やらないのです!
師父は『広州での説法』の中で、ラジオの「電波」について、目に見えない、触れることのできない電波が、ラジオのスイッチを入れることで受信できるということを語っています。「CTスキャナーで人体の内部を見ることができるし、B超音波、X線写真などもある」と思う人がいるかも知れません。現代の医療設備は確かに進んでいますが、わたしから見れば、やはり中国古代の医学には及びません」[1]。
上記の法について、私の個人的な認識ですが、宇宙には法が存在しており、ただ私たちは知らない、あるいは、使うことができなだけです。宇宙は次元によって区別されていて、次元ごとに様々な顕現があるのです。しかし、修煉とは、次元を突破して物事を見たり、低次元から出てきたりすることができます。
同時に師父は「瓶の中に汚い物を一杯入れて、蓋をしっかり閉めてから、水に投げ入れると、底まで沈んでしまいます。中の汚い物を出せば出した分だけ瓶が浮き上がってきます。全部出せば、完全に浮き上がってきます」[1]と説かれました。この法は、思想境地を向上した修煉者とは、行動から現れ、低次元の理に邪魔されないことを悟らせてくれました。
師父は「ここまで、煉功しても功が伸びない二つの原因についてお話ししました。高次元の法が分からないために修煉ができないことと、内へ向かって修めず、心性を修煉しないので、功が伸びないのです。この二つが原因です」[1]と説かれました。
なので、いつもうまく行うことができない人は、心性を向上させることと、高次元での大法を理解することの両方をしなければなりません。私たちは家族に慈悲深いか、人情的なのか、心性には大きな違いがあります。師父がすでに説かれていましたが、信じるか信じないか、『洪吟』をもう一度学び、それを覚えて、もっと自分を促し、法に対しての悟性を向上させることができます。そうして初めて、家族のために、そしてすべての衆生のために本当に良いことができるのです。
注:
[1] 李洪志師父の著作:『轉法輪』