最後の法を正す進展
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文/中国の大法弟子  

 【明慧日本2021年1月8日】アメリカの選挙は、私は師父が按排してくださった法を正す進展が最後まで来ていると理解しました。

 師父は各地での説法の中で、根本的には、やはり旧勢力を根底から完全に否定する中で、円満に向かって進んでいかなければならないと仰っています。そして、『轉法輪』の「論語」の冒頭の章から、師父は「修煉によって道徳性も高められ、真の善悪、良し悪しの分別がつき、人類の次元から抜け出すと同時に、やっと真実の宇宙及び異なる次元、異なる空間の生命を見たり、それらに接触したりすることができるのです」[1]と説かれました。

 一、善悪を判断する基準

 人間の次元から足を踏み出す前に、大法弟子は善悪を正しく区別できなければならないと理解しています。米国の選挙の問題では、おそらく私たちは偏って見ているところがあり、多くの人がトランプ氏やバイデン氏を支持することで、善悪を区別する基準としているようです。師父は「真・善・忍は良い人か悪い人かを判断する唯一の基準」[2]と説かれていますが見失ってしまいました。

 大法弟子の心の中には敵はいません。私たちがどの政党に属していようと、右か左かに関係なく、自分で選択できるように、私たちの真実を語る中で、度合いを把握し、善の事実と悪の事実を合理的に伝えなければなりません。そうすれば、法を正す修煉から切り離されることはありません。悪もまた、人心を利用してトラブルを起こし、人の心を捕まえて離さない偽り現象を作って修煉を遅らせます。修煉者を遂にいわゆる「善悪」の世界情勢の中に迷い込ませ、人間の次元から抜け出せないようにします。

 二、党派に関係なく人を救うために急ぐ

 法を正す最終的な進展は、大法弟子の最終的な試練であり、私たちが自分自身を確立する機会でもあります。大法弟子は常に大法を守ります。大法を基準にして人々を救い、物事を正してこそ、私たちは迷うことなく、師父が望んでおられることを実現することができます。

 師父はすべての人に救いを与えておられます。ですから、私たちも政治的なことにも関係なく、世界のすべての人々に慈悲の心を持ちましょう。すべての人たちに、法輪功迫害の実態を理解してほしいという願いを背負うべきであり、真実を理解できない人や受け入れない人は本当に残念なことです。しかし、私たちは全力で情報を広め、最終的な判断は大法に委ねられています。

 過去、中国国内の大法弟子は、迫害に参与した人々を慈悲なる心で救ってきましたが、今これは海外の修煉者が異なる政治的見解を持つ人々に、真実を伝えることと関連しています。中国の修煉者は加害者を憎まないのですが、中国以外の修煉者も自分とは異なる考えを持つ人に、思いやりと寛容さを養うべきです。差別なく真実を明らかにすることで、知る側が大法を崇拝し、法によって救われる機会が平等に与えられるようにしなければなりません。

 法を正し、人々を救うために師を助けるのが私たちの使命です。師が与えて下さった貴重な機会であり、自分自身を成就させ、未来の宇宙の覚者になるための貴重な機会でもあります。世俗的なことに惑わされないようにしなければ、逆にさらによくなります。

 大法弟子は常に法の観点から物事を見て、大法の粒子になるように努力しなければなりません。私は自分の認識を交流することで、皆で一緒に修煉の次元を向上できることを願っています。

 注:
 [1] 李洪志師父の著作:『精進要旨』「論語」
 [2] 李洪志師父の著作:『轉法輪』

 
(中国語:https://www.minghui.org/mh/articles/2020/12/28/417164.html)
 
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