最後の法を正す進展
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文/中国の大法弟子  

 【明慧日本2021年1月8日】アメリカ大統領選挙、これは師父が按排された法を正す最後の進展の中で重要な一歩であると理解しています。

 師父は各地での説法の中で、根本的には、やはり旧勢力を根底から完全に否定する中で、円満に向かって進んでいかなければならないと仰っています。そして、『轉法輪』の「論語」の冒頭の章から、師父は「修煉によって道徳性も高められ、真の善悪、良し悪しの分別がつき、人類の次元から抜け出すと同時に、やっと真実の宇宙及び異なる次元、異なる空間の生命を見たり、それらに接触したりすることができるのです」[1]と説かれました。

 大法弟子は心の中に敵を持ちません。その人がどの党派に属しているか、左派であるか右派であるかに関わらず、私たちは真相を伝える際に、適度にかつ理性的にその人に善の事実と悪の事実を伝え、その人自身に選ばせるべきです。このようにできれば、私たちは法を正す時期の修煉から外れることはありません。当然、邪悪もこの機会を利用して混乱を引き起こし、人心を利用し、人々の心を捉えるような虚偽の状況を作り出して修煉者を妨げ、修煉者が最終的にいわゆる「正邪」の物質的な利益に迷い込み、人間界から抜け出せなくしようと試みています。

 大法弟子の心の中には敵はいません。私たちがどの政党に属していようと、右か左かに関係なく、自分で選択できるように、私たちの真実を語る中で、度合いを把握し、善の事実と悪の事実を合理的に伝えなければなりません。そうすれば、法を正す修煉から切り離されることはありません。悪もまた、人心を利用してトラブルを起こし、人の心を捕まえて離さない偽り現象を作って修煉を遅らせます。修煉者を遂にいわゆる「善悪」の世界情勢の中に迷い込ませ、人間の次元から抜け出せないようにします。

 党派に関係なく、急いで人を救いましょう。この法を正す最後の段階は、大法弟子を鍛え上げ、試練を与え、真の大法弟子を確立するのです。真の大法弟子は、常に大法を守り、大法を基準として法を正し、人を救い、すべてを正しく導き、迷うことなく進むべきです。大法弟子の心は、世の全ての人々に慈悲深く、党派に関係なく救い済度し、すべての人が遅かれ早かれ真相を知ることを願うと同時に、真相を知ることができない生命を哀れむべきです。法によって彼らの進退を量りましょう。

 過去、中国国内の大法弟子は、迫害に参与した人々を慈悲なる心で救ってきましたが、今これは海外の修煉者が異なる政治的見解を持つ人々に、真実を伝えることと関連しています。中国の修煉者は加害者を憎まないのですが、中国以外の修煉者も自分とは異なる考えを持つ人に、思いやりと寛容さを養うべきです。差別なく真実を明らかにすることで、知る側が大法を崇拝し、法によって救われる機会が平等に与えられるようにしなければなりません。

 法を正し、人を救うことは、私たちの使命です。私たちが行うことは全て、大法弟子としての成就と、未来の宇宙における覚者の成就のために行われます。世俗的な事柄にとらわれなければ、より多くの人々を救うことができ、より良い結果が得られるでしょう。

 大法弟子は常に法の観点から物事を見て、大法の粒子になるように努力しなければなりません。私は自分の認識を交流することで、皆で一緒に修煉の次元を向上できることを願っています。

 注:
 [1] 李洪志師父の著作:『精進要旨』「論語」
 [2] 李洪志師父の著作:『轉法輪』

 
(中国語:https://www.minghui.org/mh/articles/2020/12/28/417164.html)
 
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