【明慧日本2021年1月11日】最近、数人のイギリスの国会議員は、法輪功学習者・於銘慧さんの中国の母親王楣泓さんが迫害された事実を理解し、深い共感と支援する意志を表わした。王さんは2020年11月23日、黒龍江省ハルビン市で法輪功を信奉するため、現地のハルビン西派出所に連行され、持続的に不当に拘禁された。
迫害される前の王楣泓さんと娘の於銘慧さん |
国際的な信念の自由を促進するための党派を超えた議会グループの議長、英国民主連合党の議員であるジム・シャノン氏は王さんが再度不当に連行されたのに対して衝撃を受けた。王さんと家族が過去21年間に経験したことは、中共による法輪功の信仰団体に対する残酷な迫害の縮図である、シャノン議員は彼らに対して深く共感の意を表し、そして喜んで支援したいと述べた。
カンタベリー市議員のロージー・ダフィールド氏は、地元住民の家族に同情を表した。彼女は「あなたの家族が経験した困難を耳にして、私はとても悲しいです、これはあなた達にとって非常に苦痛な時間です」と述べた。現在、ダフィールド議員は王さんの訴訟を英国外務省に提出した。
2020年12月21日、王さんが法輪功への信念を堅持したために連行されたという問題に応えてイギリス政府は「中国当局に人権状況について懸念を定期的に表明し、今後も継続して行っていきます」と表した。私達は常に中国のキリスト教徒、イスラム教徒、仏教徒に関わってきました。法輪功学習者や宗教や信念のために迫害されている他のグループは強い懸念を抱いています。誰もが差別や暴力にさらされない環境の中で、自分の信仰や信念を自由に実践し、選択し、共有する人権を持つべきです」と述べた。
王さんは、牡丹江市地質調査所の技師で、法輪功を修煉した後、道徳の向上、心身の健康を獲得した。1999年、法輪功が中共当局に迫害されて以来、王さんと家族は何度も警官に恐喝され、嫌がらせを受け、家財を押収され、不当に数回も拘禁された。2003年、王さんは法輪功への信念を堅持したとして、不当に11年の判決を言い渡され、肉体的にも精神的にも大きなダメージを受けた。