【明慧日本2021年1月15日】江西省南昌市の法輪功学習者・喻芳庄さん(88歳女性)と劉荷香さん(60歳位の女性)は2020年12月21日、南昌市西湖区裁判所で裁判にかけられ、劉さんは懲役3年と1万元(約17万円)、喻さんは懲役6カ月と2千元(約3万2000円)の罰金を科された。
現在、劉さんは江西省女子刑務所に拘禁されて迫害され続けており、喻さんは一時的に自宅に戻った。
喻さんは1996年に法輪功を学び始め、心身とも恩恵を受けている。法輪功迫害の実態を語ったことで何度も連行され、迫害されている。
2020年7月1日午前7時頃、南昌市西湖区刑事大隊と国内安全保衛部門(法輪功迫害の実行機関)の十数人が共同で行動し、身分証明書も提示せず、法的手続きもとることもなく、突然、喻さんの自宅に侵入し、法輪功の書籍20冊以上、真相資料130部、師父の写真、煉功プレーヤーなどの私物を押収した。
当時、劉さんは、ちょうど喻さんの家にいたため、警官らは劉さんも連行し、彼女の家に行き家宅捜索を行い、法輪功の書籍、プリンター3台、パソコンと多くの消耗品、その他の私物を押収した。
喻さんと劉さんは西湖区筷子巷派出所まで連行され、そこで12時間、尋問を受けた。喻さんは90歳近くになっていたため、午後8時にいわゆる「保釈」で釈放されて帰宅した。一方、劉さんは南昌市第一留置場に入れられ、迫害を受けた。
2020年12月21日の非法廷裁判で、法廷によって任命された弁護人は、喻さんは90歳近い高齢者であり、刑期を全うするために「身柄拘束」されるべきではないと指摘した。裁判所は2021年1月18日に最終判決が出ると回答した。
(注:法輪功学習者を迫害している主要な責任者らの情報は、中国語のページを参照)