【明慧日本2021年1月16日】遼寧省康平県の法輪功学習者・王君洲さん(45歳男性)は天津で1年以上拘禁された後、2020年12月、天津濱海新区裁判所により懲役5年の実刑判決を言い渡された。
王さんは農村で育ち、善良でかつ純朴であった。特に法輪功を修煉した後、真・善・忍に従ってより良い人を目指して、もっと誠実で善良、寛容で大らかになった。しかし、まさにこのような良い人が中国共産党により10年の冤罪を受けた。
2001年5月、王さんは連行されたこともある。瀋陽市南塔派出所で尋問されていた際、酷く殴打、燃えているタバコを顔に押しつける、鉄籠に閉じ込めるなどの拷問を受けた。翌年8月、王さんは懲役10年の実刑判決を言い渡され、拘禁された。
2011年5月、王さんは10年間の冤罪を終えて帰宅したが、当局からの嫌がらせが続いた。2012年3月9日、康平県当局と実家の共産党幹部ら6人が王さん家を訪れ、室内のあちこちをチェックしながら、王さんに「出所してからいろいろとしただろう。具体的に何をしたんだ? 何をして生計を立てているのか? まだ法輪功をやっているのか?」と質問した。王さんは「信仰の自由は基本的な人権です。僕は共産党に10年間にわたって迫害されましたが、信条は変わっていません。煉功はもちろん続けています」と答えた。幹部の1人が「共産党が君を迫害したって? そんなことはない。共産党は君を迫害していない」と偽りのことを言って弁解した。王さんは、父親も法輪功の修煉を堅持しているという決心を伝えた。6人は「また来るからな」と言って立ち去った。
王さんは天津濱海新区で警備の仕事をしており、WeChat(ウィーチャット)で香港事態の関連ニュースを転送したとして、2019年9月5日に現地派出所の警官らに連行されたという。