大統領選の中に陥って見てはならない
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文/北米の大法弟子

 【明慧日本2021年1月24日】多くの大法弟子がこの数ヶ月間ずっとアメリカの大統領選に注目していたと思います。この大統領選は正邪の戦いですので、関心を持つことは問題ないと思いますが、世間に現われた状況の変化に心が動じなければよいのです。

 昨日、急に一つの問題に気づきました。たくさんの人、自分も含めて、大統領選を抜け出し、衆生を救い済度する角度から選挙を見ているのではなく、皆が大統領選の中に陥り大統領選を見ています。確かに大統領選は常人を位置づけさせる機会で、最後の機会かもしれませんが、大法弟子の考えは常人に影響を与えています。

 たくさんの常人も含め、ご存じのように、トランプ氏が天に選ばれた人だと分かっているので、最初からずっとトランプ氏を支持しています。しかし、彼は天に選ばれた人ですが、彼を選んで何をしてもらいたいのでしょうか。ちょうど大統領選の際ですので、ほとんどの人は、彼を大統領に当選させることだと思っていますが、実際はそうではないと私は思います。

 師父は以前説法の中で、民主の由来を説かれたことがあります。各天国世界の王は皆中国に転生したので、国外で民主が現われたのです。常人社会の中では、民主そのものは必ずしもいいものとは限らず、特に末法時期の現在、人類の道徳の堕落に従い、民主はさらに悪人に利用されやすくなります。今回の大統領選のように、明らかに盗用された選挙だったのに、この世での現われから見れば、左派が間もなく勝利しそうに見えます(訳注:この記事を書いた時点で)。もし人類が次のステップを歩めば、民主は存在しなくなる可能性もあります。バイデン氏が当選して、真相が明らかにされるときに、民主制度が全面的に除かれてしまうかもしれません。ですからトランプ氏はできるだけ選挙詐欺の事実を掲げ、人々に真相を知らせているのです。

 トランプ氏を当選させるために、たくさんの常人も敬虔に神に助けを祈っているとの報道がありました。衆生を救い済度する角度から見れば、人類のこの末劫の時期に、人に正念が少しでもあるのはとてもありがたいことです。最近、大法弟子のユーチューバーが、「トランプ氏は天を回転する力はもうない」とか、「トランプ氏は情弱すぎてタイミングを逃し、もうどうしようもない」などと言っています。実際は、トランプ氏は天を回転することもなく、彼は天に選ばれた人で、彼はもともと天の側に立っています。大法弟子がやっているソーシャルメディアの影響力はとても大きくなり、衆生の考え方にも影響を及ぼしています。常人にあった正念をなくさせたら、彼らが救われることにも影響を及ぼします。大法弟子として、私たちは必ずはっきりした認識を持たなければなりません。トランプ氏は神に選ばれた人で、結果もきっと良い結果で、人類にとって奇跡が起きると堅信しなければなりません。神が按排したことは奇跡に決まっています。

 この事自身から見れば、トランプ氏は自分が選挙に負けたと一回も言ったことがありません。平和的に政権を引き渡すと言いました。逆に彼はずっと戦いはこれからだ、数日以内にさらに重要な不正の証拠が現われると言っていました。

 たくさんの人は知らず知らずのうちにミスを犯しています。それはつまり「その職務を担当していないのに、その職務に関する事柄に気を配っている」ということです。この現象は多くの大法弟子が運営しているプロジェクトの中にも存在します。あの責任者は自分ほど細かく考慮できていない、うまくできていないと思ってしまうことです。実際はその職務を担当する人にしか、物事の全体の局面が分からないので、その担当者が決めたことは他の人が思っていることと異なるのも当然のことでしょう。

 現在プロジェクトに参加している中で、これに関して実感があります。部下の人が私にどうするべきかを教えてくれるときに、彼がその話をしたのは別の角度からこの事を見ていないからだと分かっています。しかし、私が上司にある件に対して、どうするべきかをアドバイスした時に、責任者の人も私の考え通りにやりませんでした。その件に関して私には知らない面があると、後で気づきました。

 大統領選の件に戻りましょう。たくさんの人は、目の前の状況からみて、トランプ氏はいくつかの選択肢があるとか、どっちが上策か、どっちが良くないなど評論しましたが、ある時は確かに解説したとおりに発生しましたが、多くの場合は評論家が予想したようにはなりませんでした。それはトランプ氏しか全般の状況を知らなかったからです。その中の多くは外界から理解しようとしても理解できない状況であるかもしれません。トランプ氏はただ「戦い続ける」と口でスローガンを叫ぶだけではなく、実際には真相を明らかにする準備をしているのです。

 たくさんの人がこれは暗黒の時期、あれも暗黒の時期と評論していますが、もしかしたらそれは本当の暗黒の時期ではないかもしれません。『ライオン・キング』の物語に出てきた悪いライオンが王になった時が、真の最も悪い時期ではありません。人類が次のステップに入る時、不正選挙の真相は必ず明らかになります。これはトランプ氏がずっとやっていることで、そんなに遠くない将来でしょう。その時になったらトランプ氏は選ばれた大統領ではなく、別の形式でアメリカをリードするかもしれません。これこそ真に天に選ばれた人の位置ではないかと思います。

 以上は個人的な理解ですので、不適切なところがあれば、ご指摘をお願いします。

 
(中国語:https://www.minghui.org/mh/articles/2021/1/11/418386.html)
 
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