【明慧日本2021年1月24日】(山東省=明慧記者)山東省煙台市牟平区の法輪功学習者・楊美慈さん(70)は1月4日、牟平区裁判所に懲役3年の実刑判決を宣告され、1万5000元の支払いを命じられた。
楊さんは法輪大法を学んでいるという理由で、2012年9月、2015年7月、2018年9月の3回拘束された(1回は10日間、ほか2回は15日間)ことがあるため、牟平区公安局の国内安全保衛部門(法輪功迫害の実行機関。以下、国保)と牟平区検察庁の関係者に、「何度も悔い改めない」として、「累犯者」の罪名を付けられた。
楊さんはよく働く心優しい農婦である。2019年8月27日、大市場で法輪功の良さを人々に伝えたとして、牟平区公安局国保と大窯派出所の警官らに連行され、煙台留置場で10日間拘束された。
同年9月6日、楊さんに対する不当な逮捕状が牟平区検察庁より発付された。9月7日、健康上の問題で楊さんは保釈され帰宅したが、11月20日に検察庁に提訴され、11月21日、案件が牟平区裁判所へ渡された。
法廷で、3人の「目撃者」の話によると、2019年8月27日午前9時頃、楊さんは明慧のパンフレットを取り出して男性に渡したが、男性はそれを受け取らなかった。すると、到着したパトカーから降りてきた数人の警官が、楊さんを捜索したところ、パンフレット3冊を探し出したため、楊さんをその場で逮捕した。その後、楊さんの自宅に行き、法輪功書籍1冊、『明慧週刊』11部、法輪功の資料11部、お守り3個、MP3、スピーカー、カレンダーなどの法輪功の関連物品を押収したという。