複雑な大芝居の終盤を見るー正法形勢についての個人の悟り
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文/中国の大法弟子

 【明慧日本202年2月8日】正法の形勢が勢いを持って邁進し、人間の空間もますます激しくなりました。最近明慧サイトの同修の文章、特に米国大統領選挙の結果に関する文章を見ると、一部の大法弟子が大統領選挙の結果に影響されていると感じました。正邪の戦いの中で正義が失敗したのか、共産邪霊が全世界を制御してしまうのか、海外の大法弟子の真相を伝えることに衝撃を与えてしまうのかと、ネガティブに思う同修もいるでしょう。これらの問題についての個人の悟りを、みなさんと分かち合いたいと思います。不足の部分は同修の慈悲なるご指摘をお願いします。

 人間世界は歴史の大芝居を催す舞台で、史前から今日まで続いており、大芝居は終盤を迎えています。大法弟子はこの芝居の主役で、全世界のどの政府も、どのような社会形勢も、大法弟子をめぐって形成されたもので、このような正法の形勢の中で我々を修煉させるためです。脚本が正法に影響を及ぼすことはできません。師父は「法を正すことは必ず成功し、大法弟子は必ず圓満成就します」[1]と言われました。

 芝居の主人公として、我々は複雑な環境の中で自分の金剛不壊の意志を鍛えるべきです。米国大統領の結果で落ち込んではならず、もっと大きい視野で選挙の結果を見るべきです。すべての環境は我々の修煉のために按排されたものです。大法弟子は三つのことをしっかり行い、自分の使命を果たしてこそ、真の主役になります。

 米国の選挙結果からは、トランプの失敗のように見えますが、高い次元から見た場合は、もっと深い意味があります。西洋の民主主義の国民は共産邪霊について一定の認識があるかもしれませんが、中国で暮らしたことがない人には中国共産党(以下、中共)の邪悪さを理解できません。共産党は独裁で、腐敗し、人権を弾圧するなどの表面の認識に留まっています。中共が推し進めている「一帯一路」については、これはお金を儲ける機会なので、いいのではないかと思う企業が多いのです。彼らは、中共の宣伝に騙され、中共の本質について認識できていません。今回の大統領選挙は、悪魔を照らす鏡と同じく、多くの民主国家が中共の悪魔の手段について理解するきっかけになりました。

 大統領のツイッターアカウントがブロックされたことで人々は驚いていますが、中国では日常茶飯事です。中共の悪口を言えば、すぐ警察が訪れ、迫害されます。こんなことは民主国家の国民は体験できません。今回の大統領選挙は、一部のドラマと同じで、紆余曲折のストーリーがなければ、人々は退屈になります。物事が順調に進めば、人々は中共の邪悪さについて真剣に考えないでしょう。

 物事が極まれば、必ず反転します。邪悪がこれほど蔓延っているので、人間の正義の蘇りも遠くありません。全世界の人々が中共の本質を見極める時、邪悪の解体は遠くありません。「朗々たる乾坤 紅魔乱る 堂々たる大国 不正が災いを為す 社会を左右し 人心が冷え切る 正義と良知はいつ戻るのか」[2]を読んでから、私は大芝居の最後に、神に対し、大法に対する人々の正しい信念が呼び戻され、人の心が正されると思います。人心が正されれば、人間社会の法も正されます。現在の人間社会の正法の形勢から、人と神はともに演じているように思われます。世の中を疫病が席巻し、人間社会に多くの災難が待っています。大法弟子への試練も緊迫しており、世人の目覚めも目の前です。荒波は砂を洗うように、覚醒した人々は残され、覚醒しない人は淘汰されます。

 一回一回の荒波の中で、神は希望がある人に、目覚める機会を与えています。中国では、邪党の闘争哲学の下で、人々は私利私欲に走り、他人の不幸に無頓着になっています。一部の人は人間性が悪くなった上、党文化の浸透で、人々は邪になりました。中共に騙された人は、人間性より党性を重んじ、邪霊が厳重に憑依した状態です。現在、最後の淘汰が始まり、人々は今回の淘汰を身を持って体験してから、大法と大法弟子について、改めて認識することができます。

 我々が配った法輪功迫害の実態の資料を見て、でたらめだとゴミ箱に捨てる人もいれば、不思議だと真剣に見る人もいます。どのくらいの人が資料を見て真剣に反省できるのかとネガティブに考えたこともありますが、佛法の慈悲により、反対の意見を持たない人には大淘汰中に、もう一度、大法を認識する機会が与えられると思いました。

 邪党は大陸本土でワクチンの接種を積極的に推し進めており、多くの人々が接種しました。効果があるかどうかは分析しませんが、最近インドの少年は、ワクチンに問題が発生する可能性があると予言しました。もし大陸の多くの人がワクチンを接種し、ワクチンに問題が発生した場合は、ノストラダムスが「新年の初めに多くの人々が死亡する」と予言したことが発生するのではありませんか。現在大陸は18歳から59歳までの若者を中心にワクチン接種を行っています。一旦問題が発生すると、他の予言通り、大量の若者の死亡が発生するかもしれません。これは私たちが一番見たくたい結果です。その時になって、中国の人々は共産党の邪悪さを知るでしょう。悪魔は人々を地獄まで連れていこうとしており、手段を選びません。人々が法輪功迫害の実態を理解してこそ、救われる鍵を手にしたことになります。

 注:
 [1] 李洪志師父の著作:『精進要旨三』「挨拶」
 [2] 李洪志師父の経文:『大統領選』

 
(中国語:https://www.minghui.org/mh/articles/2021/2/2/419402.html)
 
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