アメリカ大統領選の試験について
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文/中国の大法弟子

 【明慧日本2021年2月20日】同修の交流文章『学期末試験の出題はなんだろう?』に、大多数の同修の思いと心境が概括的に述べられていました。私も今回の大統領選の結果に大いに驚きました、しかも「何か起きないだろうか?」と期待し続けましたが、直ぐにこれらの妄想を頭の中で整理することが出来ました。現在の結果は大法弟子にとって更なる大きな試練だと認識できました。

 私達が大統領選の結果を理解できないのは、ある程度冷静かつ全面的に大統領選の結果を決める多くの要素について考慮しなかったからだと思います。

 『悪魔が世界を統治している』で書かれている内容は煙に巻くようなものではなく、今のこの世界の真実なのです。このような大きな背景の下で、悪魔が優位に立っている現状は今の歴史が終わりを告げようとする直前に現れた一種の必然的帰結ではないでしょうか?

 今回のアメリカ大統領選で起きた一連の不可解な出来事は世界を驚かせました。アメリカ合衆国最高裁判所は大統領選挙における不正行為の有無に関する憲法判断を回避しました。大手メディアが虚言を垂れ流し、本来の終身犯が大統領の席を奪いました。このすべてが想像を絶し、あの「悪魔が世界を統治している」の言葉を裏づけました。

 アメリカは既に中共に蚕食(さんしょく)され、腐食されつくしたのです。アメリカにおける左翼グループは中共と長い間に同調して、「深層政府」の様なものが合衆国を支配しており、合衆国を転覆させる陰謀が久しく存在していたのです。邪悪の勢力が正義の力よりはるかに上回っているこの状況の影響を受け、大統領選で今の結果が出たことは道理にかなったことではないでしょうか?

 大法弟子は「他の空間での邪悪を取り除くことが水準に達しさえすれば、トランプ氏が選ばれる」という考えだけに注目し、焦点を合わせて、完全に別の要素、例えば、アメリカが既に深層まで腐敗していることや、アメリカの現実社会の中で邪悪勢力が正義の力をはるか上回っていることについて無視していました。今振り返って見れば、私達が最初から抱いていたその念は実に偏っていました。この空間とほかの空間に邪悪要素が存在していることこそ、トランプ氏の当選か否かが懸念され、こうなる可能性もあれば、ああなる可能性もあり、正と邪の険しい大戦となるのです。ですので、今回の大統領選において、大法弟子は責任を果たしたと思います。

 選挙は終わりましたが、正と邪の闘い、神と魔の闘いはまだ終わりではありません。大統領選の後、多くの同修は正念を発し続けました、それは正しい判断だと思います。アメリカの問題を徹底的に解決する時が来れば、神が顕れ、その時こそ神と魔の大戦の終結だと思います。

 ある同修は天目で、アメリカの国が淡いエネルギー場に包まれている場面を見ました。また「アメリカの問題は解決されなければなりません」とその同修は話しました。アメリカは世界の中心であり、アメリカに存在しているこれほど深刻な問題は解決しなければなりません、それは法が正される中で必ず解決される一つの問題だと思います。神が解決に着手しようと思う時、正されない問題があるでしょうか?

 実は、アメリカ大統領選の真の意義は「全ての生命が大統領選の中での表われと各自の選択により、自分の未来が更に明確にされる」ことなのです。大法弟子として、邪悪を取り除いて衆生を救うべきです。大統領選の結果に対し、どんなに「理解しがたく、受け入れがたい」としても、私達はこのように考えてはならず、この影響を受けて自分達のペースを乱してはなりません。理解できない同修は師と法を信じさえしていれば、それで良く、それで充分だと思います。同修の皆さんはそう思いませんか?

 以上は個人的認識です、間違った所があれば同修の慈悲なるご叱正をお願いします。

 
(中国語:https://www.minghui.org/mh/articles/2021/2/9/420071.html)
 
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