【明慧日本2021年2月25日】北京の法輪功学習者・鮑守智さん(65)は、2002年に法輪功迫害の実態に関する横断幕を掲げた罪で懲役10年を宣告され、北京前進刑務所で迫害された。最近になって、鮑さんは、さらに、2年6カ月の実刑判決を受け、5000元(約8万2000円)の罰金を科されたが、2019年8月から違法に給料も差し引かれていたことが分かった。鮑さん自身は判決を不服として上訴している。
2019年7月16日、鮑さんは東花市派出所まで連行された。同年8月21日、鮑さんは不当に逮捕された。10月8日、鮑さんは東城区裁判所に送検され、審査と起訴されたが、その間、鮑さんは追加捜査のために一度戻ってきた。
2020年9月8日、北京東城裁判所は鮑さんに対してオンライン裁判を行い、その後、罪に陥れるために、またオンライン裁判が行われた。
鮑さんと妻・趙秀秀さんは、北京市朝陽区の法輪功学習者で、2000年11月、鮑さんは天安門広場で法輪大法のために横断幕を掲げて正しいことを言っただけで、北京拘置所(第7処)に1カ月以上も拘禁された。
2002年、法輪功の横断幕を掲げて真実を語ったとして、鮑さんは連行され、懲役10年を宣告された。北京の朝陽国内安全保衛部門(法輪功迫害の実行機関)は、鮑さん夫妻の自宅の家宅捜査を行った。何の手続きもなく、室内を物色し、現金2万5000元(約41万円)と400元(約6500円)以上のテープレコーダーを押収した。これは江氏一派の「法輪功に対しては法律を無視できる」ということから、家宅捜索という名目で財産を露骨に強奪することができるのだ。
鮑さんは前進刑務所で長年にわたり拘禁され、迫害されていた。
(注:法輪功学習者を迫害している主要な責任者らの情報は、中国語のページを参照)